novtanの日常

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東京チカラめし、いよいよ正念場?

別館と言う名の本館のほうで書いたエントリー、そろそろヤバイ?東京チカラめしと他の牛丼チェーンの動向について - novtan別館で危惧していた事態が実際のビジネス記事になるような状況になってきているみたいですね。

東京チカラめしへの逆風 出店ペース鈍化、大幅減益…御三家の包囲網でブームに陰り? (Business Journal) - Yahoo!ニュース BUSINESS
煮る牛丼(つまり普通の牛丼)の提供、24時間営業の原則中止など、既存の牛丼チェーンに対抗するだけの競争力を自ら手放しているようにみえる最近の動きはなんだか末期的な問題に見えます。

ただ、記事では各牛丼チェーンによる「チカラめし包囲網」がポイントのようにされているけれども、僕としては「東京チカラめし」自体の急激な出店戦略のまずさが原因だったように思えてならない。

先のエントリーに貰ったブクマで散々言われていたのが「ご飯が不味い」であり、また野菜もイマイチなんですよね実は。これが第一のまずい点。
さらに、店員が少ないし、熟達していなく、店の清潔さが行き届いていない感じ。オープンな感じのキッチンもどうもイマイチ。そういえば松屋は昔はかなりオープンな感じの店が多かったけど、いつの間にか見えない所で調理する形の店になっていっていた。品質には問題ないけど見えてしまうと気になるところというのは沢山あるものです。

店舗を拡大するためにはスケールメリットは出さなければならないし、半ば博打的な急拡大を行うためには最初からコスト感を出来るだけ低くしていかなければならない。でも、そのコストカットが肝心の味を左右しているようでは勝利はおぼつかないよね。

その上で、すでに利益を上げる体制が確立している既存牛丼チェーンと同じ土俵(ただし営業時間は短い)で勝負するというところまで追い詰められてしまった。これはいよいよというところでしょうか。