novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

早速STAP細胞の件を正当化に使っている事例が

「個人 - Yahoo!ニュース」は滅びても誰も困らないかもしれません。

具体例がないのに批判するのはなんということだというお叱りを頂いておりますが、そこのところは多少ぼやかして書いております。お察しいただければと思います。

さて、以前も物議をかもした件の続報です。

しかし結果は、「検証実験の実施」という決断だったのである。なぜならば今回の視察においても、明らかに「トリチウム汚染水の無害化」、すなわちトリチウム水から水素を分離することが明らかに可能であることを指し示す結果が目の前で現象としてあらわれたからである。正に「百聞は一見に如かず」なのであって、質量計からはじき出される結果をグラフで克明に示すPCの画面を前にこのイノヴェーション・リーダーらが絶句していた光景が私の脳裏には焼き付いている。

続・「福島第一原発からトリチウム汚染水が消える日」 検証実験の実施が決定される(原田武夫) - 個人 - Yahoo!ニュース

なんで自分の仮説に伴う結果で絶句するんでしょうかねえそのイノベーションリーダー。そもそもトリチウム水から水素を分離することが無害化ってのもよくわかりませんけどね。

これから特許とかそういう問題があったとしても「A社」なんていうレベルで隠す必要がないんですよこういう話って。仮に本当だったとしても、それは科学の方法として支援することは出来ないんですよ。

この事例がそうだとは言いませんが、この手の話って「バレると盗まれるから詳細は公表できない」「実験結果から明らか(だけどその詳細は当然非公開)」「身元を明かすとそれだけで推測されるから内緒で」という典型的な詐欺案件によくある特徴が散りばめられていてちょっと心配になってしまいますねー(棒

でもって

「科学の専門家」であり、まがりなりにも我が国における研究開発を推し進める立場を自分も担っているという自負があるのであれば、まずは「へぇ、面白そうですね。もっと詳しく教えて下さい」と素直に言えば良いのだが、その一言を言うことが出来ないのである。

続・「福島第一原発からトリチウム汚染水が消える日」 検証実験の実施が決定される(原田武夫) - 個人 - Yahoo!ニュース

まあそりゃあんまりにあれだとねえ。説得力のある結果を提示することができればそう言っている人も眼の色を替えるのがお金と名誉に飢えた研究の世界なので、そういうのが早く示せることを祈っております。

さて、この記事、最後の一節が実に抱腹絶倒と言わざるを得ないんですが、まあ是非読んで確かめてみてください。面白い以外の部分は全くの時間の無駄ですけどね。