novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

あまりに脆弱なインターネットというインフラに我々はどこまで依存できるのか

いやー、なかなかエキサイティングな状況になってきましたね。
OpenSSLのちょっと考えられないバグ(わざとか?ってレベル)発覚やDSNの致命的な脆弱性の公開などインターネットというインフラそのものが揺らぎそうな問題が極少数の個人の力によって広まってしまうという恐ろしい現状は論文の査読がちゃんとしてない問題なんてお話にならないくらいヤバイ、インターネットの本質的な脆弱性を浮き彫りにしましたね。

そもそも、インターネットが素晴らしいモラリスト達によって理想的に運営されているパラダイスだ、というわけはありませんけれども、そう思っちゃっている人もそれなりにいそうな気がします。実際には例えばオープンソースのソフトウェアでもコードは公開されているけど誰も検証しないって部分は多いでしょう。見切れませんものね。ある意味論文の査読よりたちが悪いわけですよ。

そういったたまたま何とかなっているレベルのインフラに僕たちは依存して生きているわけです。インターネット前に生きていた人たちが死に絶えた後インターネットが崩壊したら果たして人間は生きていけるんだろうかとか大げさなことを考えてしまいますね。

インフラと言うものは特定の個人に依存して作られるものではないはずで、もちろんインターネットという概念そのものや、物理インフラについてはそんなこと無いんですが、そこで動く大切なパーツひとつひとつについて正しいという裏付けがない(組織的な隠蔽の可能性すらある)というのが当たり前、という現状はやっぱり恐ろしいですよね。果たしてインターネットってインフラなんだろうか、というレベルです。