novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

早速行ってきた「俺のそば GINZA5」と港屋の思ひで

健康診断前で腹を空かせた日に変なもの見ちゃったなあ。

銀座駅直結!ワンコイン以下の良心的価格でたらふく蕎麦を満喫できる「俺のそば GINZA5」 - 己【おれ】

無性に喰いたくなったので早速行ってきました。

えーと、取材の人が来て店頭で写真とってますね。後、どこかのブログに影響でもされてきたのでしょうか、店舗の写真やらをスマホで取っている人がそれなりにいましたね。

うん、なんというか、夜はおしゃれなツマミが出て飲ませる店なんだろうなという雰囲気がね。

まあここは黙って肉そば大盛り(黙ると注文できませんが)。大盛りであります。

雰囲気というか、さあ!って感じはもちろんそば界の二郎こと港屋をよく研究していると思います。味とか言うのって野暮だよね?え?聞きたい?えーと、ネギが多いです。ネギが多いです。ネギが多いんです。

可もなく不可もないけど量は合格って感じですね。港屋より安いんだからしゃーない。

以下余談。

港屋ってのは確かに衝撃的なお店で、あの何物にも代えがたい存在感があるわけですよ。お店の空気というか、場としても良く出来ていて、あの中って異空間で、従来の「そばとはこういうもの」概念を打ち砕くものが出てくるんだからそりゃみんなやられちゃいますよね。従来のそばと比較して美味いのかどうかとか、それなりにそばにはうるさい僕としてもそんなの関係ないよねって思っちゃうわけですよ。これがそば界の二郎と言われる所以でありましょう。つまり、港屋は港屋でしかないということですよ。
港屋のパクリが容易に成功しない要因の一つは「港屋」って書いてあったら港屋なんだけど、「そば」って書いてあったらそば屋だよねってところにありますね。つまり、二郎インスパイア系が曲がりなりにも成り立つのはそこに二郎が(沢山)あるからなんですよ。わかりやすいアイコンとしての二郎があって、はじめて二郎風という存在が成立しうるわけですね。
でも港屋はあそこにしかない。パクったところでパクリ元が極一部の人間にしか認知されていないわけで、そんな中でアレを出したところで「こんなのはそばじゃない!」って思われるのがオチというかね。職場の近くにあったそれ風の店もお亡くなりに。池袋にも豪快さは譲っても味はイケてたお店があったんだけどお亡くなりになったみたい。挙句の果てにはどう見ても二郎な店構えで別の店が始まったらしいwそのほうが似合ってるぜw

でもねえ、港屋って決して「ドカ盛豪快下品」なお店じゃないんですよね。

というわけで、今回のお店、パクリという域にはまだ達していないのですが、その意気は買います。