novtanの日常

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そろそろ電子書籍をビジネスではなくインフラとして捉えたい

ヤマダ電機がアレだってことは今更言うに及ばずとか言ったら怒られちゃいますかね?
でも、少なくとも「サービスリニューアルします過去のは見れなくなるし返金もしません」ってのは握手でしたよね。契約がどうとかそういう世界のお約束だけでは割り切れないものがそこにはあるんですよね。

出版社にしても、本を出版するというのはビジネスという意識はあると思いますけど、一方で文化を担っているという点も無視はしていないわけです。電子書籍のサービスを担うのが出版社そのものではないということが話をより複雑にしているようにも思えます。

電子書籍がプラットフォームとして抱える問題は音楽・映像コンテンツと一緒でコピーのコントロールが出来ないことに尽きると思うんですけど、それを解決したいあまりに公共インフラであることを拒否してしまっているのがより大きな問題なんですよね。

インフラそのものがひとつのビジネスであると思っちゃっているのが根本的に間違っていて、インフラはどこか一つの会社の方針で曲がっちゃうようなものにすべきではないんですよ。出版社はコンテンツが儲かればいいんだから、インフラで儲けることは考えちゃダメなんじゃないかな。永続性が保証されるのであればDRMだってそこまで忌避されないと(少なくとも僕は)思っていて、それこそ国の施策でやるくらいの勢いが必要ではないかと。

マイナンバーとかそういう流れはもはや情報システムの社会インフラ化にともなって拒否できないものになっていくでしょうし、であるならばいっそきちんとインフラを作って便利にしていくって方が建設的だと思うんだよね。