僕も大抵のことについては「素人」、少なくとも玄人ではないので、てきとーな発言をしていることは多々あると思うんだけど、何が正しいかということについての判断基準については明確なロジックがあって、そのロジック自体にはそこそこ自信を持っている。
思考のベースはもちろん大学時代の経験が一番ものを言っている。学問を体系的に学び、学問を成立させるためのロジックを学ぶことができたのはとても良かった。
確固たるロジックというのはある程度トンデモナイ間違いを排除することは可能だし、自らの意見にすらそれを適用して考えるべき、例外なき適用をすべき、と考えることさえできれば常に成長の可能性を自らに見出すことができる。
というような大学というセカイに身をおくような、ロジカルであるべき人においても、特になぜだか最近は理系に目立つ気がするけど(統計はありません)、「自分の求める結果を出すがための無理矢理な仮説」を取り下げないような行動をする人(ここまでが比喩ね)が目立つ気がしてならないのです。
のみならず、データを都合よく解釈し、言葉をねじ曲げ、対象を無闇に拡大し。
人間というものは間違えるものだし、その人間に依っている科学だろうが医学だろうが文学だってスポーツだって間違いを犯すものだと思うんだけど、何故か間違いを認めたら負けというレベルで間違え続けている人がいるんだよな。
自分のほうが間違えているということを認めるのはたしかに難しいし、実際には全方面において間違っているわけではない場合、余計に認めがたいんだけどね。
でも、専門外のことに口を出すならその判定は早ければ早いほうが良いし、それができないなら「気軽に口を出す」のはやめた方がいいんじゃないかなー。