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novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

パチンコ釘問題におけるギャンブル性とは

社会

なんかしっくりこないので書いとく。
http://novtan.hatenablog.com/blogos.com

僕自身は昔打ってたこともありますが(親が賭け事好きなもので…)今はパチンコほぼやらないんですけど(結果が決まっていることの演出を延々と見せられるの耐えられん…)、別に敵意はない(税金の問題とかはともかく)し、生活破綻しない程度にしとけよとは思うんですが、まあ毎週のように新装開店とかやっている以上客はかなり負けているわけで、それがメーカーとかに流れて経済が多少なりとも回っているのかなあと思わなくもないけど、朝鮮とかアレな部分もあるから手放しで肯定するわけにもいかんというあたりか。トイレは重宝しますが。

で、今回の話は、いわゆるデジパチにおける大当たりの根幹に関わるスペックの問題、つまり確率が試験の時と違ったという話ではもちろんありません(流石にそれはマズイ)。じゃあ、何が問題なのか。何がギャンブル性の問題になるのか。これがわかりづらい。

そもそも、デジパチはスタートチャッカーと言われるところに玉を通すところからスタートします。通った玉の分だけデジタルでの抽選が行われ、当選すると大当たりで専用の入賞口(アタッカー)が開放され、まとまった出玉を得られる、という仕組みですね。大当たりの確率は概ね1/399であるいわゆるMAX機(規定上、一番確率が低いからかな?)から1/100を切るものまで機種毎に決まります。確率が低いほど確変の継続率が良くなったり1度の大当たりでの出玉が多くなったりしますが、トータルとして打ち込んだ玉に対して還元される玉は確率の高低とは関係なく規制の枠内であることは求められていますね。
当然ながら、大当たり確率が低い機種はハイリスク・ハイリターンになります。地球が終わるまで打ち続けていたらスペック通りに収束するかもしれませんが。
で、この確率自体は店がコントロール出来ないのでお店が利益を得るための手段は大きく分けて2つです。1つは交換率を変える。よく等価だ3円だなどと言われる奴。つまり、パチンコは通常玉を4円で貸します。これを景品に換えるとき1玉を3円(とかね)とみなす。そうすると100%出玉管弦でも25%分儲かることになる。昔のパチンコ屋はこれが基本でした。もう1つ。釘を調整する。これはどうしてかというと、結局のところデジパチはスタートチャッカーや入賞口にどれだけ玉が通るかで還元率が変わってくるわけです。例えば1/100で確変なし(そんな機種ないけど)で大当たり時概ね1000発差玉が出る場合、10発に1発スタートチャッカーに入れば還元率100%と言うわけ。差玉っていうのは入賞口に入れるにも玉がいるのでですね。で、この大当たりの入賞口に入りづらくする(10発売って9発入るのと8発入るのでは還元率が変わってきます)調整でもコントロールできますね。

で、こういう調整された状況とスペックを見比べて、1000円あたり何回デジタルが回るかというのをボーダーラインになります。ボーダーラインを下回る調整をされた台は「期待値として」は100%負けます。でもそんなにフラットに結果が出るわけじゃないので夢を求めて打ち込むわけですね(個人的にはボーダー下回る台打つ意味とかわかんないけど)

じゃあ、今回は何が問題になっているのか。

まず、パチンコには大当たり以外にも玉を還元するための「一般入賞口」ってのがあります。大抵の場合はスタートチャッカーに向かう道筋の下にこぼれた玉がたまーに入るようになっています。一般入賞口に入ったところで打ち込んだ玉より還元される玉が多くなることはありませんが、確実に玉持ちが良くなります。つまり、1000円あたりで打ち込める玉の数が増えます。
一般入賞口が閉まっている(つまり、今の設置状態である)4円のパチンコだと1000円で250玉。10玉に1玉スタートに入りスタートチャッカーが3玉戻す場合、その玉も含めて35回回る事になりますね。デジタルのスペック的にはそんなに回ったら店大損なのでもうちょっとスタートに入らないように調整するわけです。大体20回前後回るレベル。ここで一般入賞口を「本来の仕様通り」に入るようにするとどうなるか。もっと回っちゃいますね。そうすると、スタートチャッカー周りをもっと閉めなければ店が潰れます。結果として、全然スタートしないけど長時間遊べる(デジパチにおいて全然スタートに入らない玉を打ち続けるのが楽しいかという問題はさておき)状態が本来のスペックということです。
最終的には「打ち込んだ玉に対して還元される玉とその還元の方法の割合」がスペックと合致しているか、という問題ですから、いわゆるボーダーラインにある(≒還元率が規定通りである)状態である今問題になっている「違法パチンコ」と「合法パチンコ」の違いは全体の還元率が低く、客が搾取されているというわけではなく、単位時間あたりの投資金額が検定時より多く、リターンも多い、ハイリスク・ハイリターン状態になっている、というのが現状ということですね。
もっというと、ハイリスクの部分を店が釘調整でコントロールすることで客が負けやすくなる状態であるとも言えます。これに関しては客がハイリターンのところを見過ぎてるんだよなってことではあります(そういう意味で某オカルト系パチンコ漫画家の罪は深い)。

これがパチンコのいわゆる「ギャンブル性」。どれだけハイリスク・ハイリターン側に寄せるか、というところがギャンブル性の本質だし、ギャンブル性を高められるスペックにすればするほど「調整」により店が儲かる余地を高めることもできます。実際のところ、デジタルの部分においては(違法改造機でもない限り)、規定を逸脱してギャンブル性を高めることはできません。

この問題を、遊技(www)人口を保ったまま解決するのは多分難しいですね。仮にお店が薄利で頑張った場合、次に問題になるのはメーカーで、台を買ってもらうための原資がなくなります。あとはメーカーが日本経済(やアニメ業界)にどの程度貢献しているか、という部分が問題なんですけど、なんとなく景気の方向性が変わってきた現状、そろそろパチンコ業界が不況時に果たした役割も終わっていいような気はしています。パチンコ屋がもっと透明だったら世間の風向きも多少違ったんではないかと思うんですけどね。