novtanの日常

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繁忙期に「頑張る」のはある程度は折り込まれている

この話なー。
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かいつまんで言うと、先輩の言うことは正論で、1月に早帰りさせるのが「渋々」な上司はどうかしているとは思います。

ただ、この手の話をいろいろひっくるめて「余計に働かせるのはおかしい」というのもどうかと思う。かの三六協定ですら繁忙期を意識して設定されるし、みなし残業代だって年平均してみなし以下なら問題無いだろうし、そもそも稼働時間の管理という意味では早出も管理されるのが当たり前だし(まさかみなし制度だからって稼働時間を会社が申告させない会社はありませんよね?<あるに決まってる)。

ある程度は、とあえて言ってみたのはそういうことで、折り込まれている範囲を超えているのであればそれは何かで還元されなきゃならない。

会社のことを労働者が(あえて社員とは言わない)慮らなければならないのか、という文句も出るんですが、そうじゃなくて、大体この手の話は労働契約に折り込まれている(社会通念上の部分も含む)ことが結構ある。それを「会社の都合を~」みたいに言うのはちょっと別の意味で社畜すぎねーかなと思ってしまいます。繁忙期に対して会社が最大限に効率よくしようと思ったらそれは解雇規制撤廃派の強く主張するところである「雇用の流動性を高める」結果になりますよ(今は法的に難しいけど)。

辞める社員を引き止めることは難しく、辞めたくない社員を辞めさせるのも難しいのが会社というものです。

ともあれ、「忙しくない時に働く量をコントロール出来るか」どうかがブラックかどうかの判断基準の一つと考えても良さそうです。忙しい時のことをとやかく言ってもしょうがないよ。