正直なところ、僕の社会人としてのキャリアは長所一点突破に近い形で、短所については自分も周りもある程度割りきっちゃっているところはある。で、その短所をどうにかしたほうが良いのは確かなんだけど、別にそれで長所を歪ませる必要はないんだよなってところでまあおざなりにはなっているよ。これ以上の野望を抱えるのであればやっぱり短所はどうにかしたほうが良いけど。
あなたが特別劣っていることは、あなたが特別秀でていることがないのと同じように、ありえないことなのだ。その誤解から脱出して、普通ということに誇りを持って生きて欲しい。
あなたの長所が大した長所ではないことと同様にあなたの欠点は大した欠点ではない - あしみの 日記
これ、ネガティブから抜け出すには良いと思うんだけどさ、それでも「普通」であることは結構難しい。実際のところ、特別ってのが世界で10指とかだったら確かにそうだけど、普通に社会で生活していくことに於いては「会社で」とか「友人の中で」とかそういう基準で物事は動いていくわけなので、そこに「特別」は発生するんだよね。そこをちゃんと見据えておかないと、結局こんな話は慰めの言葉でしかないよ。もし、長所も短所も人より劣っているのであれば、能力を伸ばすトレーニングをきちんとすべきだし、そうでないなら劣等感を払拭できないまま生きていくことが精一杯になるんだと思うよ。
