novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

金が足りない時に切り捨てるべきもの

幼稚園や保育園の隣はうるさいって言ったって僕だって住んでいる家がバス通りに面しているので閑静とは到底言えないし、近所で子供が騒ぐ声も聞こえるけどね。でも幼稚園や保育園はうるさいだろうね。で、それがどうしたんだっけ?

ってのが問題である程度には僕たちは静かである贅沢に慣れてしまっている。

贅沢が出来るときに実現していたことを「人間が持つ生まれながらの権利である」と勘違いしていて、それが徐々に実現できなくなっている現状に対して原則論がついてこれない状態ってのが今なんだろうと思ったりして。

国民が国家と条件を契約してみたいな話にはなり得ない以上、この辺を調整するのこそが政治家の役目なんだと思うんだけど、基本的に政治家は「カネないんで我慢してください」みたいなことを自分からは言わないのが当たり前になっていて、それ自体も贅沢病に近いんだと思うんだよな。

本当であれば、「原発止めます。電気の使用量制限します」とか、「米軍撤退します。安全保障に税金振ります」とか(これはあくまで話の例であってその方向が正しいとかじゃないけど)、「保育園増やします。税金上げます。騒音は我慢して」とか、やるべきこととそれによって犠牲になること、犠牲を軽減する金があれば対応策とかそういうものをきっちり見せるようなことも必要だと思う。一部はやっていると思うけどさ。

「保育園増やさない」が国民の声なんであればさ、増やしません、国家も成長しません。将来年金は出ないし国として老衰を目指しますでもいいんだけどね。そういう意味では政策は矛盾しているし国民の声も矛盾しているし、社会ってそういうものだとは思うけど、そこに一本筋を通すのが政治の役割ではある。

で、保育園うるさいってのはカネないんで我慢しろってことだな(ただし個別に耐えられない事情があれば拾うのも社会の機能だと思うけど)。