novtanの日常

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残業が計算できる仕事とは…

労働「時間」への対価としての報酬、あるいは労働の成果に対する報酬、あるいはその混合型の仕事においては基本的に労働とは肉体のものか頭脳(この場合これも結局は肉体であろう)のものかに限らずいわゆる「作業」であり、作業の質(効率)やそこに注入するアイディア(特に実験系なんかはこれか)による成果の有無(あるいは継続性)が労働時間単価に反映されると考える。

不測の事態がない限り、例えば工場における生産にかけるコストと成果はリニアに反映される結果として、妥当な報酬が算出可能になる。計算できる仕事とはそういうものであり、残業が発生する=生産調整の結果である。短期の要員調達コストよりも残業代の拠出のほうがあらゆる面で効率的であり、かつ、協定に違反しない範囲でまかなえる場合に残業が発生するわけだ。

で、まあ現実この理屈が普通に適用される世の中のほうが少ないと思うけれども、そもそもみんなのやっている仕事ってこの話に当てはまるような仕事なんだろうか。

実際のところ、ホワイトカラー的な労働をやっている人が目指している姿がどういうものなのかについて、はっきりとイメージ出来ないことが多い。SIerやっているのに出来ることは「割り当てられた」設計・開発「作業」って人がたくさんいて、それが「一生の仕事」みたいになっちゃってる多くの人を見ているとホワイトカラーにも時間型労働で完結したい人と、本来のホワイトカラー的な仕事をしたい人で分かれるのに制度がそうなってないよね。