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novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

訴えの正当性と当事者能力について

問題に関心があり、属性に少しでも共通することがあれば当事者である、という論理自体は大きく間違っておらず、例えば世の男女間の待遇の差異については人間であれば誰しもが当事者と言える。言えるしその差異に目を瞑っていたらそれは差別の容認である、と言われたらそれもその通りではある。同様に、日本人であるから他の日本人が行っている差別を是正する義務があり、人間である以上、世界中の差別について常に当事者である必要があるし、生物として、すべての生物の権利を守り多様性を維持する義務がある。

こんなものかな。

このたぐいの「私は当事者でござい」ってのはそういう覚悟であるはずなんだけど、そういう人に限って「人間の割ける時間には限界がー」とかいうわけでさ、その理屈で言うと受け止める側だってお前の関心毎の順位なんて知ったことかもっと大事なことが俺にはあるんだで終了であります。僕にはこの手の論理はどうも受け入れがたい。社会の問題の解決のためにはその問題がコストを負担してでも解決しなければならない問題であるという認識共有から始めるべきだし、そうじゃないと解決しない。でも、当事者が鬱憤を晴らすような活動であればそれは別にやっても構わないと思うんだよね。当事者自身の重荷を取り払うほうが現実的にはいくらか前向きな手段だ。

だからさ、加害者側の当事者とかいう最低の立場(これある意味無敵モードだよね)になって勝手に被害者側を代弁して他の加害者を糾弾するなんていう自己満足以上を成し遂げられないであろうクソみたいな選択肢を取ることは全く受け入れがたいんだよね。被害者の支援をしているならともかくさ。

今起きていることはそういうことだと思うよ。「当事者」という権利を被害者から搾取しちゃいかんだろ。