novtanの日常

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インターネットは正義の人に殺されたのかな?

正義の人たちがインターネットを殺した - マイルドヤンキーにさよならを

気になったのはこのへん。

今のインターネットは、リアルの自分と結びつきが強すぎると思うし、また、みんな、ブログの上でもペルソナをかぶって生きている。

僕がいわゆる「インターネット」を始めたころは、インターネットの人間関係はリアルかつリアルじゃなかった。というのは、別に誰も本名で何かをやっていたわけでもなかったし、オフ会に行っても本名を問われるわけではなかったし、ただ同人的なコミュニティーを形成するだけだったように思える。これはあくまでエンタメというか一般分野でのインターネット利用の話ね。学術的な分野やビジネス的な分野では当然実名主体のインターネットは当時からあるし、その界隈でおかしなことが起きてなかったわけでもなかった(特にネットニュースでは)。

当然だけど、その場においても違法行為はアングラだったし、人間関係のもつれでネットから姿を消す人はいたし、SNSの登場で一般人の流入が増えて以降、パーソナリティを隠すことの量が増えた(写真載せないとか)けど、別にそこは本質的に変わったわけではなかったよね。

僕だってブログを始めて以降、生きることの辛さとか、世に対する恨みつらみを発信したことはあるし、それが今になってできなくなったとは全然思っていない。ただ、僕を取り巻く環境は若干有利だと思う。なぜなら界隈でそこそこ名前を知られているにも関わらず、何もしなければ余裕でアクセス数三桁すら危ういくらいひっそりとブログを書けているからだ。そういった活動を続けるには本質的に自己顕示欲とは無縁でいる必要があるし、自己顕示欲を満たすだけであればイージーになってしまった今のブログ界隈においては難しいのかもしれないけど、1万ヒットした日の次の日のアクセスが二桁であってもなんの問題もない僕のような存在にとってはそんなに難しい話ではない。

正義の人がやってくる環境は確かに変わっていると思うけど、本来そういう人たちをは無縁のところに日常の発散があるのがインターネットってものじゃないかな。