novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

はいといいえで答えられる質問に答えないこと

論争において論者の適格性とか、理解の確認とか、まずはいといいえで答えるべき質問を投げなければならない状況下において、問いかけられる方のプレッシャーというか、追い詰められ感はものすごいものだろうと思う。回答すなわち敗北である。はいで答えてもいいえで答えても負ける。自分の過ちを認めるか、自分の馬鹿さ加減を認めるかのどちらかでしかないからだ。幸いにして僕ははいかいいえのどちらかを要求される局面にそうは相対することはない。

といっても、実のところ自分の過ちを認めることは別にそんなに大したことではない。完璧な人間でいることは不可能だし、世界の真実は毎日変化している。であるならば、今日正しいと思っていたことが明日間違っていたとしても不思議ではない。思い込みで議論すること自体も別に悪いことだとは思わない。ただ、議論するのであれば自分の意見より客観的に正しいと思う意見には服すべきだし、論者の適格性とはその判断を下せるのかどうかに他ならないので、例えば専門分野でないが故に議論に破れるのであれば、自分が専門家と議論するに足るものを持っていないことを認めることは次に進む第一歩であり、人生における敗北ではない。