novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

ヨッピーとPR記事の話

ヨッピーさん(以下ヨッピー(どういう意味だ))の各記事はわりと高い確率で面白いのでこの話の肝は「PRだろうとなんだろうと誰が書いたか認識されていればそれなりのバリューがつく」という部分なんだよね。ヨッピーの記事は、あ、これ広告なんだ、というか広告なの?担当者怒られないの?wwwというパターンが結構多くて、まあでもちゃんと広告(というか宣伝?)になっているよね、と思う。だから、「ヨッピーの広告記事」と「ヨッピーの非広告記事」には実際のところあんまり差がないと思ったりする。

なので、これは広告記事も書くライターの特異点を表している。のだ。

だから、「PRつけろよ」と言っている側がわかってないのはそれが「くだらない記事を読まないための防止」としては機能しないってことなんだよな。だってPRじゃない記事の9割はつまらなくてくだらない記事なわけ(これもだ)。

でな、こういう問題が出るのは昨今のウェブ界隈がブクマとかリンクシェアによる流入を期待しているから、という部分が大きいからだよね。そもそもの話、「媒体」がはっきりしていればこの問題はあまり起きない。「虚構新聞」だってそうなんだよ。サイト名つけろ問題と本質的には一緒なわけ。ウェブは媒体感が弱すぎるわけですよ。だからDPZみたいな存在は貴重なわけで。

メタ情報として、「タイトルに」PRとか著者がついているのってまあやっぱりダサいわけ。逆に言うと、ダサい以外の実害はない。それよりも、記事を載せる側のサイトが媒体感をどんだけ強められるのかってのが一番大事なわけで、いろんな媒体に書かなきゃならないライターの人が個人で解決できる問題ではないんだよね。もうちょっと言うと、ウェブの目に見える部分のインタフェースにメタ情報が足りないってことなんだけどね。

この話はステマとかそういう話じゃなくて、ウェブの構造上の基本的な部分の問題だとは思うし、それを解決するのはサイトではなくリンク側なんだろうな、とは思ったりします。