novtanの日常

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クックドゥは手抜きか問題から思い出す亡くなった母の話

タイトルがずるい感じなんですが大した話は書いていません。

まず、公式サイトのタイトルバーがクックドゥーになってるの何とかしたほうがよい(関係ない

うちの去年亡くなった母はこと食べることに関しては妥協を許さないたちで、我が家のエンゲル係数は異常に高かったという話なんですが、金がすげーかかる趣味をだれも持ってなかったこともあってまあまあ趣味に金を使っていたような話にはなっていました。端的に言えば「素材は正義」なわけですが、それにしても好きなものしか食べないかつ一食でいろいろ食わないと満足しないので家族としては「外食で済ませる」難易度は高かったのです。

そんなわけなので、家では1汁5菜くらいは当たり前で、それをものすげー手際でクックドゥとか使わんで作り上げるのでまあこれ一種の家庭料理の天才ではあるわけです。残り物なんでも組み合わせて作っちゃうし、こじゃれた居酒屋で食べてきたものあっさり再現するので我が家の食卓はとても彩られていました。とにかく早い。なお、祖母はそれをとにかく遅くやるので夕飯2時間くらいだらだら食べてた(祖父がだらだら飲んでたというのもある)。

そうすると、クックドゥとか、かえって面倒なんですよね。料理に合わせて買ってこなきゃならないじゃないですか。そこに食材があり、調味料がある。それで料理ができる。そういうものだと思っていましたが、一人暮らしをしてみると「そこに食材があり、調味料がある」という状況が稀有だったということに気づきますね。料理が趣味と実益を兼ねている、という人だけがクックドゥを否定しなさい、という感じです。もっとも、ああいった類の合わせ調味料はどうしても「クックドゥの味」みたいになりがちなので、好みの味に魔改造するくらいの調整能力はあったほうが料理楽しいとは思います。

そんな食事で育った僕はというと、どんな味付けでもよっぽどまずいことがない限り食えてしまう人間に育ちましたが。