novtanの日常

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エンジニアの文系適応度について

Qiitaはいい加減ポエム禁止にすべきだと思う。

qiita.com

まあ、Qiitaにおいてはエンジニアという言葉は暗黙的にITエンジニアを指すと考えても良いのでタイトルについては一歩譲るとして、それにしてもエンジニアというものの定義の範囲が狭い。

業務システム屋が文系適応度高い、というのは実際のところ、文系理系という分類があんまり意味のないことに起因しているとしか言えないんだけど、そもそも論理学なるものは文系の学問でもあるわけで、それだけとってみても文系理系で区別することの愚かしさはわかるというもののです。

少なくとも、業務系エンジニアに必要なのがいわゆる「文系の能力」であることについては僕自身は異論しかなくて、高度な論理性のことを文系能力と言ってよいのであればまあ一歩譲るが、日本語能力?それ、エンジニアかどうかに関わらずみんな必要でしょ?

業務要件を読み解く能力とそれを文章に表現する能力が高いだけでは結局出来上がるシステムはクソで、システムに必要なはそれを適切な形に設計する能力に尽きるわけ。とはいえ、曲がりなりにも学問をやった人間であれば、論理性を十分に発揮した何かを物した経験はあるだろうし、重要なのはそれなわけです。業務系エンジニアにはシステムにおける数学的な要素などは相対的には少なくて済むので数学をやってこなかった人でもモノになる、ということはあると思うけど、いわゆる「言語能力」そのものについては単なる共通的な前提でしかなく、文系理系関係ない。というか、日本の大学の分類であれば論理的な文章を書きなれているという点において国語的能力についても圧倒的に理系のほうが訓練されている可能性が高い。「システム屋として必要な国語的能力」に限って言うとそういう結論になる。これは文系理系の差の問題ではなく、訓練の度合いの問題であり、すなわち、適切な日本語能力と相応の論理的思考能力を持つ人間であれば、少なくとも業務系エンジニアにおいてはそれほど大きな差がつかないと考えられる。