novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

人間の脆弱な精神というもの

社会人も20年近くやっていると人間の精神の強さなんて水物だな、と思う。会社で上位の立場にいる人間はほぼ例外なく「太い」のだけど、それは研鑽の結果が多少はあるとはいっても本質的には個人の資質であるようには思える。

ルーチンワークしかできない人がいる。よく考えたらルーチンワークをこなせるってのはすごいことだと思うんだけど、それは会社の要求とは違う仕事だ。追い詰められている人間のかなりの割合が、全入時代の四大卒の呪いとして「こういう仕事で社会に貢献せねばならぬ」を受けているようにも思える。

自分に向いていること向いていないことの選択を誤っただけでも人間は容易に壊れうる。問題は、そういったいわゆる「仕事」の素質のある人間=上司はほぼ例外なく「太い」。だから、ギャップに苦しむ人間の気持ちはあまりわからない。「こう考えればいいんじゃ?」いやそれあなたすごいこと言ってますよ、みたいな。

一人ひとりの事情や気持ちにフォーカスして何かを考えても答えは出ないんじゃないか。現代社会には圧倒的に「レール」が足りない。必死に生き抜こことだけに思考を使い尽くすような環境では社会をより良くしようなんてことは考えられないし、消耗していくだけだろうし。