僕はテレビが嫌いで本とかネットが大好きです。なんでか。テレビは時間をコントロール出来ない。心和む動物系の番組で核心的な場面に迫るところでスタジオでタレントのコメントとかCM2回入るとかそういうのに殺意が芽生えますし、ドラマとかアニメとかで「しむらーうしろうしろ！」的な状況で引っ張られる演出見ると「早く殺されろやこいつ！」とか思っちゃいますし。小説だったらグダグダしないのに…
でもね、生活するにおいては何らかの基準的な行動規範がないと厳しい。だって自分の好きなように時間を使う＝やりたくないことは後回しになりがちですからね。自制心の足りない人間にとってはね。
例えば中学校とか高校の時間割に従った生活は正直なところだいぶ苦痛だった。授業自体は別にそんなに苦痛ではなくて、「自分の気分に関係なく、半強制的に時間に区切られて生活しなければならない」という状況が、どうも窮屈で仕方がなかった。
「規則正しい生活」はつらい - 脱社畜ブログ
うんうん、僕もその点大変同感なんですよ。もっと言うと、中学校くらいだと45分だっけ50分だっけ？授業の時間の7割がたは暇でした。もうそこ読んだし1学期にみたいな。
まあ別に隠れて本読んでたからいいんだけど。
この人すごいなーって思うのは、中学とか高校の時って逸脱してなかったんだねっていうところ。僕は逸脱していたし、そのせいで「毎日同じ時間に出勤を強制させられ」なかったらもう全然グダグダになるってのが自分でわかってる。
なんだかんだ言ってこの人は「時間をコントロールする」ことが出来ているんだよね。
もしかしたら「規則正しい生活」は、そうやって規則正しく行う対象がたとえ遊びであっても、結構しんどいものなのかもしれない。仮に毎日朝9時にゲームセンターに集合して夜の5時まで自分の好きなゲームをやる（昼休憩は1時間）、みたいな生活を送れと言われたら、最初は物珍しさで楽しくやっているような気がするけど、どこかで「規則正しさ」につらさを感じて投げ出してしまうのではないかと思う。
例えば、パチプロ的な人とかって朝からお店に並んで自分のルールに厳格に台を選んで次の日の狙いをリサーチして帰るとかやってるんでしょ？好きなことをして生活するって言ってもそういうのってこういう規則正しいことが嫌いな人には楽しくないよねきっと。
僕はたいていの人間は本質的には怠惰だと思っている（し、忙しくない時のプロジェクトの出勤状況とか見るとだいたいあってると思ってる）ので、ある程度窮屈な生活を強いられるほうが人生うまく行くような気がするんですよね。
「出勤しなきゃいけないから頑張って起きよう！」も自分の意志の一つだと思うんです。
