novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

「マイルドヤンキー」にいろいろ仮託されるのは観察する側の都会で絶滅しかけているからかもしれない

今でこそ高級住宅街の一角を占めている、山手線から電車で10分~20分程度の都区部。でも、かつては山の手の方から田舎か埼玉かと言われるようなところ。駅から30分くらい離れたところには必然的に商店街があって、そこは田舎だったんだよね。そこには「個人商店の跡継ぎ」が沢山居て、「勉強なんて意味ないしー」な空気を醸し出していたんだよね。

だからといって、ファスト風土に住んでいる市井の人間が、マイルドヤンキーという言葉ごと、やたら憐れまれたり、反知性主義とレッテルづけられたりするのは、なんだか納得がいかない。

マイルドヤンキーに「貧困」「反知性主義」が短絡される現象について - シロクマの屑籠

これはやっぱり普段からそういう人たちを見れているかという部分がものをいう話なんだろうね。長じてから東京に来た人はわからないかもしれないけど、東京の大部分は「田舎」だったんだよ。
東京にもイオンは出来たけど、農家も工場もなく、大学行って一般企業に努めないと未来がない、そんなプレッシャーの中でマイルドヤンキー的な風土は生まれず、グレるとガチでそっちの道に行かないと行けないことも多い。
いきおい、こういった人たちが集団になっているところを見ることもあまりない。
僕らの年代くらいが最後なんじゃないかなって勝手に思っている。