いやね、確かに二郎はラーメンじゃないし、油断していると食べきれない量が出てきちゃったりしますけどね、なんつーか極盛定食屋に間違って入ってしまったようなことがなくはないですけどね、でもまあ二郎は行列しているので大体なんだか分かるじゃないですかというか今どきラーメン食べに行くのにとりあえず行列しているから並んでみるかこの派手な黄色い看板にみたいな情弱の人ってほとんどいないんじゃないかというかマニュアルなんて読む時点で「二郎に」行く気満々なのでそれだけの意志があれば何にも問題ないんじゃないですかね。
すみません、二郎となるとつい…
急に二郎語りが流行ってるけど、本店を舐めてはいけない - novtan別館
まあね、ネタなんですよ、ネタ。二郎そのものがラーメン界においてはネタ。でも美味い。でも美味くない。不思議な食べ物です。
そんな二郎に果たしてマニュアルは要るのか
【永久保存版】初心者のための「ラーメン二郎 三田本店」完全詳細マニュアル - 己【おれ】
二郎をこよなく愛する人間として一言だけ言いたい。「ハードルを上げるな」と。
二郎のハードルは客が上げる。ロット乱し?そりゃ確かにギルティだ。もっともギルティなのは「美味い二郎」を食べに来たのではなく「ネタとして体験」しに来た客だとも思う。でも、そういう思いはグッと押し殺して(仲間内だけで共有して)、二郎が国民食になることを願うべきではないか?(そして日本はメタボで滅亡する)
だいたい、怖い店じゃないからね本店にしたって。昔は「ニンニク入れますか?」なんてのはなかったわけだけど、僕が学生当時本店で修行していたさかいさんが言い出して広まった(という認識)で、これもまた二郎としてのサービス精神の表れであり、「ニンニク野菜マシマシあぶらからめ」とかみたいな呪文が唱えられないと食べられないとかじゃないわけですよ。ハイとイイエでどうぞ。
ただ、やっぱり注意しなければならないこともあります。それは「量が多い」ということ。それもお店によってはちゃんと書いてありますけど、どうしても最初は勝手がわからず残してしまうこともあると思います。ええ、残しちゃいましょう。残すと「二度と来るなこのクズが」とか言われるなんてことは全然ありません。ありませんから。あと、どうしても息が…
というわけで、シンプルな結論。
- 量が多い、気をつけろ
- ニンニク臭い、気をつけろ
- 口に合わない、三回行ってダメなら諦めろ
気楽に行こうぜ!あー二郎食いたくなってきた…今日の晩飯は二郎だな…