novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

「思ったことを書く」ことは難しい

ぶっちゃけ、社会問題についててきとーな見識でモノを言う人は多い。僕達いわゆるブロガーだって不見識な意見を沢山言ってしまっている。それでもウェブがインタラクティブである良い点は訂正する機会も沢山あるところであって、そういうところに何度も助けられていると思う。

では、単なる感想にとどまらない「見解」が誤っていた時、「思ったことを書いただけ」ということでその発言が成されたことを正当化できるものだろうか。

ここでの「思った」は「正しいと思った」の省略であることは言うまでもないし、書いてしまった時の不見識な自分を反省しているがゆえの言葉でももちろんない。

正しいこと、間違っていることは常に一定ではないし、同時に成立しうることは多い。ミクロな視点で存在することはマクロの視点では見えないことも、その逆もよくある。だから、「思った」ことにはたいてい一片くらいは真実が含まれているものだ。無論その真実は誰にとっても明白な事実ではない。

自分の「思ったこと」が批判にさらされた時、どう応対するかはテクニックではある。件の議員は政治家としての手腕に欠けている。もちろん、政治家としての手腕に長けている人が善人であるとは全く思わない。