novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

飲食業、特にラーメンでしこたま儲けるのは難しいんだろうなという話

会社のそばに新しく出来た(正確に言うと別のラーメン屋のあとに入った)ラーメン屋でお昼を食べてきた。美味い。

んだけどさ。いわゆるダブルスープの、つまり青葉とかくじら軒とかそういうところの行き着く先は結局青葉とかくじら軒なんだよなと思いながら食べている。

これ以上でも、これ以下でもない一つの完成形を感じるんだけど、そういう意味では、この店が全国にチェーン展開してとても儲かるという未来は一切見えない。

今や凋落の象徴みたいになっているマックとかワタミとか、一度は潰れた吉野家とか、飲食業の巨大チェーンってのは最終的には薄利多売に行き着かざるを得ないのではなかろうかと。スタバとかあのへんは多少例外チックなイメージはあるけど、なにぶん食というのは人間の数×食事(お茶)の回数以上には絶対儲からないパイの決まっている話ではありますし。

で、ラーメンなんだけど、そりゃ薄利多売系のラーメン屋というか中華屋はありますけど、多分そういうのはラーメンというかラーメンなので違うんですよね。つまりラーメンで儲けることはできるけどラーメンで儲けることはできない。何言っているんだかわからないと思うけどそういうことです。

もう既に完成された味ってのはどこにでもあるものになっていて、差別化するとしたら値段しかない状態にまで来ていると思う。別に具とか超うまくてもバランス悪いだけだし。で、個性あふれるラーメンは一般的な支持を得るのは若干難しいし、多分某辛いラーメン屋は臨界点突破したらあぶねーと思うんだけどまあ辛いは別枠かもしれない。だから、個性あふれるラーメン屋は限られた数しか店舗を増やせないだろうし、だったら自ずと儲かる額にも限界が来るよね。

そういうハードルを乗り越えて、成功している数少ない事例(ただしチェーン展開すると必ず味が落ちるかありふれたものになってしまうリスクからは免れてないと思うけど)がそこそこ儲かっているんだとは思うけど。

ああでも最近流行りのやたら叫ぶ系とかは儲かってるんだろうなとは思う。儲かってるよねあれ。まああれはラーメンだけどラーメンだからな。