novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

で、改憲に向けてどうする?

さて、改憲の発議がされる勢力が今回の選挙で整ってしまったわけです(離反しなければだけど)。
断固改憲阻止といういう向きは改憲勢力の中でも個別のところで対立が起こって結果として3分の2賛成しないような結論が望ましいとは思いますが、血道を上げている人がいる以上国民投票までは行ってしまうのではなかろうかというところが現在の観測ではあります。
(改憲よりもっと時間使うところあるだろって気はしますがね)

ところで、政権与党に投票した人のうち改憲支持者ってどのくらいいるんでしょうかね。改憲が論点の選挙だから改憲支持者以外政権与党に入れないはずみたいなことを言っている人もたくさんいましたが、多分そんなことないと思うんだよな。そういうところを明らかにするためにもこの後に向けてメディア各社は細々と世論調査を行ってほしいものです。競る見込みもないのに国民投票するなんて盛大に時間と金が無駄になるんだからさ…
(一度国民からNOをつきつける意味でもやってみて欲しい気はしますが、それでも無駄だよね)

憲法改正の国民投票に対する法律は最低投票率がなかったりするので、みんながきちんと投票しに行かないと意に沿わない結果になるんですが、今回多少なりとも投票率が上がったことからそのあたりは全体的に無関心ではない予感だけはします。

ただ、正直「どうでもいい」と思っている人が一定以上いそうなんだよね。改憲によってドラスティックに社会が変わるかなんてわからないし、今の閉塞感がなくなるんであれば変わっちゃったほうがいいんじゃないのって思っている人もそれなりにいるんじゃないかな。結局、守りたい人たちがその閉塞感を払拭することをきちんと言えるかどうかが問題なのは英国のEU離脱の投票を見ていても思う。理屈じゃなくて感覚の部分が結構あるし、それを無視して行けば行くほど取りこぼす層が出てくるんだろうね。

僕個人はといえば、憲法ってのは国家(及び国家を使って何かをやろうとする個人)の足枷だし、それがあって困る目的がどうにも納得感がないのでどんなに野党が役に立たないと言っても結局某党に投票したし、国民投票になったら仮に各論で納得感がある部分があったとしてもNOで投票するけどね。