もっとも、褒められているのは「アレな界隈」からだけだが。
アレな界隈がアレでアレな理由はそういうところにあって、少なくともアレな界隈を批判している人たちは自分がそうは言っても泥沼に足を踏み入れているということへの自覚がある人がほとんどだと思う。そりゃあ僕らだって矛盾しているさ。それにしたってね。
最近の一番のヒットは「批判的な人はセンスがない」という批判をしている人がいるってやつなんだけどさ。あと「アンチからの金は欲しくない」といかいうやつ。もうさ、ほんとどうしようもないと思うわけ。世の中綺麗事は大事なんだけどさ、それは他者への働きかけのための大事なんであって、自分自身を綺麗事で飾って生きていくことは難しいし、仮にそれが出来るとしたら清貧という言葉がふさわしい生き方になっているはずなんだよね。だからアレな界隈がアレに見えちゃうのはそのあたりの矛盾というか、そういうところなんだよな。