novtanの日常

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エンジニアたるもの

「エンジニア」を名乗るものが信条にすべきものはなにか、という点において思うところはある。

UPQの件に限らず、まあ世の中綺麗事では動いていないことはわかる。仕事だって「べき論」で押し通せるところとそうではないところがあるだろう。正しいことだけで世の中が上手く動くのなら、辛い思いをしなくてすむ人はたくさんいるはずだ。

だからといって、エンジニアたるもの、原則論が妥協をしてしまってはならないと思う。現実にどう適応できるかはさておき、その根底にあるエンジニアの魂まで揺らいでしまうのであればそれはもうエンジニアという肩書はいらないんじゃないか、と思う。UPQの件だって、対応は会社の規模感の問題だから百歩譲るにせよ、ああいった適当なものにブランドネームをくっつけてそれっぽく見せるだけの商売のやり方自体を肯定するエンジニアなんてありえるのかね。騒ぎすぎっていう意味ではUPQが糞会社だってことは今に始まったことではないので今更騒ぐ話ではない、という意味であれば同意だがUPQに存在価値を認めるエンジニアというものに果たして意味があるのだろうか。

とまあそういう話で、どの分野でもあることだし、まあ完成間際と言われる某システムに関わっている人とかは骨身にしみているだろうけど、エンジニアが本音を言って物事が好転することなど世の中にはあんまりない。だからこそ「エンジニアリングについて政治的な発言をツイートするエンジニアという肩書をつけたもの」がヘイトを集めてしまうのはあまりに自然で避け得ないことなのではないか。