novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

公約の価値はもはやないよね

日本の政治の最大の問題は政党の横暴に対して直接的な行動があまりに少ないこと、なのだろうね。

労働組合などの弱体化の成果として、抗議のデモはなかなか起こらなくなったし、ストライキも起こらなくなった。戦うことなしに得られる安寧な世界はもはや先がなくなっているように見えるけど、今更戦う気力もない。そんな感じ。

でもさ、アレだけ政党・政治家に嘘をつかれている。そんなことを許容して良いんだろうか。打算的になりすぎて「嘘は良くないが…」みたいな歯切れの悪さはある。森友問題とかあのへんだって、「そんなくだらないことよりも…」みたいな話はあるよね。議員の不祥事にしたってそう。不祥事そのものの問題ではなく、もちろん裏表があることだって承知してなお、「表立って約束したことを反故にする」ことに対する甘さがあるよねえ。

そんな中で、どう考えても実現できそうにない公約を、その手段も示さずただ提示する政党がある。こんなのはもう政党としてあまりに不誠実極まりない。でも、そこに投票する人の大半は仮に政権が動いて、公約が実現されなくても「騙された。我々は被害者」というのだろう。

騙されることを防ぐ努力をした上で、全力で抗議する、という覚悟がある人だけがあのインチキ政党に投票する資格がある(もっともそういう人は投票しないだろう)のではないかな。

そして、どの政党も今のところ納得できる何かを約束してくれていないように思える。オメーらの立場なんてどうでもいいんだよ。きっちりはっきりとした政策を示すべきなんだよ。突然の解散が与党に有利なのはそこを準備する期間があるから、のはずなのに、その与党ですらわけがわからない。