novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

市場と価値と、プレミア価格

チケット転売にしても、獺祭のプレミア価格にしても、純粋な市場原理(というと経済の人に怒られそうな気がするが)において、価格は市場が決める!と言い切ってしまうのはありなのかもしれないけど、その市場において、本当の価値が得られているか、ということは特に空間的な距離も時間的な距離も縮まっている昨今においては考えなければならないことだと思うんだよね。特に獺祭の件については純粋に情報の価値が一部不公正な市場の価格に反映されているだけな気がするから、ああいったアナウンスが情報の価値を下げた結果として、適正な値段に変わっていく、というのはあるかもしれない。そういう意味では、あの意見広告ですら市場原理の一つの機能である、と考えても良いと思っているのだが。

不公正な市場を放置するというのは消費者に不利益を与えた結果、市場の成長を抑制し一部の収奪のみが機能する、ということにもなりかねない気がするが、そのあたり気がするとしか言えないのが辛いところではある。