増田で地頭の良し悪しで勝った負けたの話が。
そりゃまあそうで、勝ち負けの話でいうと努力では到達できない領域で競ったらそりゃ負けるでしょ、みたいな話ではあるんだけど、じゃあ勝ち負けって一体なんなのということなんですよ。わかる？
この辺のパラメータは乗算されるものも加算されるものもあって、知識×地頭の領域もあれば、知識＋地頭の領域もあって、あるいは知識×訓練＋地頭だったり知識×訓練×地頭だったりするわけで、とにかく地頭が掛け算になる領域の話でいうとまあ努力など虚しい、という世界ではあるよねとは思うんだけど。
受験戦争とかが可哀想なのは、結局そのパラメーターたちを「何に使うのか」が曖昧なまま競争させられている場合なんだよね。別に目的があってそれに向かって努力しているなら勝った負けたとかどうでもいいじゃんとは思うけど、周りはそうではないってパターンも多いんだよね。
とはいえ、周りのどう考えても僕より地頭の良い人を見ていると、類型的には反省する人と反省しない人がいて、前者の人はよっぽど突出していないと結局なんらかを成し遂げられている感がないまま終わっていることが多いように思う。逆に、コツコツタイプの人も頑迷にやり方を変えない人は袋小路にハマったときに抜け出せないんだよね。学習するってのは変化を伴わないと意味がないし、人生ずっと学習の連続（と言えるのが良いと思っている）なので、トータルで見てコツコツタイプの人は柔軟性さえ持っていれば地頭の良いだけの人には最後には勝てる可能性は十分にあるんだよね。
