novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

なろう小説をいろいろ読んでみている

GWの暇つぶしはこういうのに限るぜ…普段やると時間の無駄すぎる…

やっぱり人気がある作品(特に完結済み)というのはそれなりに理由があって、ウェブでタダで読む分には多少の瑕疵は気にならないし、単なる暇つぶしではないというくらいには心に残るものもあるよね、とは思う。金を払ってわざわざ読むものかどうかと言われると流石に厳しいところもあるけど、そういう意味ではコミカライズというのは非常に相性が良くて、興味を引くだけのプロットはあるわけだから、余計なところとかおかしなところがスッキリするので良いのかもしれない。

個人的に読んでて辛いのは、自世界転生者や転職ものの「え、なんでみんな驚いているの?」とか「別にすごくないよね?」とか「よくわからないけどそういうことにしておこう」みたいな、自問自答みたいな語り口。凄さアピールってのはわかるんだけど、世界が俯瞰的に見えている読者からすると白けるよね。同様に、周りの人がなんの変哲もないことを毎回すごいすごいと褒めそやすやつも辛い。何が辛いって現地wでバックグランドのない、単に現代人の目から見たらこうしたほうが良いんじゃ、みたいなことを平気で天才が正解を提示したみたいになっているのが辛い。

やっぱり話として面白いのは仮に無双系であっても、理由なく無双できているわけでもなければ、壁を乗り越えるという積み重ねのプロットがあってピンチもあれば圧倒もあれば鬱憤バラしもある、ということで適度な爽快感やお約束があるよね。逆にお約束だけで押されても「またそれ?」みたいになるし、明確な目標が見えない転生最強者とかは冷静になると「で?」でしかないよなあ。

とても単純化すると、強くてニューゲームみたいな話はあんまりおもしろくない。転生もので最初から無双するのも面白くない。

転生ものの良いところは、メタギャグとかアニメ・ゲームネタギャグが利用可能なことかな。純粋異世界ものだとベタなギャグは世界を壊すからね。