novtanの日常

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インターネットバンキングや通帳アプリを使わない人はこまめに記帳したほうが良い

togetter.com

この件だけど、一応一般的な仕組み(なので全銀行がそうなっているとは限らない)の話をしておくね。

まず、記帳されていない取引明細は、いざ通帳に記帳するってなったときのために、オンラインで処理できるところにデータをおいておく必要があります。通帳に記帳しない人が増えると、オンラインで照会できなければならない明細がどんどん増えていきますよね。でも、最近はインターネットバンキングなどですぐ明細照会できるので、通帳記帳をしない人が増えています(最近って言ってももう15年くらいの話ですが)。そもそも、インターネットバンキングなどで見れる明細(=窓口で普通の操作で見れる明細)は直近数ヶ月、ということが多いと思います。何千万口座も持っているメガバンクやゆうちょは特にですが、地銀であっても全口座の取引明細を全部オンラインで見えるところにおいておくのは処理の負荷も高いしデータ保持のコストも大きくなります。でも記帳データは通帳記帳しようとするときには無いといけませんから、未記帳明細が増えるのはよろしくないわけです。オンラインから消せないので。

ということで、こりゃもうあかんとなったら(大抵は件数トリガーかと思いますが)未記帳分としておまとめして記帳データとしてシュリンクしちゃうわけですね。

ただ、これはあくまで記帳データをやっつけただけであって、通常のオンライン過去データも含めて取引明細自体は銀行の義務として長期間保管しています。大抵の場合、勘定系ではなくて情報系システムに退避されています。こちらの照会には手間がかかりますので、明細を出力せよって言うとお金かかるかもしれませんね(多分、「ドコモコウザ」があるかどうかを聞くならタダってことがほとんどかと思いますが)。

なんでそんなことするんだって言われるかもしれませんけど、何事にもコストかかりますので、全明細とっとけってなったらATMの手数料が5倍位にはなるかもしれませんね。こういうの、後から気にする人ほど自分の行動としてはちゃんとやってない(ここでいうと、記帳をしてない)んですよね…