novtanの日常

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Xamarin問題視方面はCOCOA問題の議論の土俵に乗ってないのではないだろうか

「スマホアプリなんてそんなもんなんですよ」ということを死ぬほど説明しても理解してもらえないって経験は社内向けアプリとかを請け負うと死ぬほど食らっているんじゃないかと思うんですけどね、スマホアプリってそういうものじゃないですか。開発期間中にせいぜい10人くらいが触っているものだとモンキーテストとかも限界あるし、本番移行して急に1万人とか使うと出るわ出るはタイミング障害の山。これ日常茶飯事ですよね。そしてOSバージョンアップを震えて待つわけです。コンシューマー向けアプリとはわけが違うんです。ユーザーは待ってくれないんですよね。「え、OSアップデートしちゃったよ?使えないとかないわー」で終了。

だから、真面目にやっている企業向けアプリベンダーって出来るだけのそういった問題をテストしようとするし、テストしきれないことはわかっているから問題が上がってきたら速やかに何とかする体制を(保守って金掛かるのってごねる客から金を引き出しながら)敷くわけです。事象さえわかれば再現テストはできる(が、数日原因がわからん、というのも普通だし、何ヶ月も格闘することはある)。

フレームワーク、プラットフォーム、OSそのものにバグがあるのも織り込み済み、バグじゃなくてもバージョンアップで日常が終了(何ならXcodeのバージョンアップをしただけなのにで終了)、地獄の再現テストの始まり始まり。

「そういうもの」ですよね。この世界の人ならみんな知ってた、なんじゃないの?これを「そういうもの」って考えてないのであれば、それは住んでいる世界が違うんじゃないかなってちょっと思うんですよね。この話って、使うのは個人だけど、システム要件はエンタープライズ級(スタートレックみたいだ)だよね。エンタープライズ級ならたとえXamarinが悪かったからと言ってXamarinが悪いってのは反省会ですりゃいい話であって、今そこにある問題の議論においてはあまり意味がないんですよ。問題の通報、報告、調査検討、修正、リリースのサイクルを回す前提で関係各位がすべて当事者意識を持った活動をすることができてないんですよ。

そうするとさ、今回の問題って運用フェーズに入ったあとになにをすべきか、ということを関係者全員がわかってやっていなかった、という問題に帰結するわけじゃないですか。僕らがいつもこの手の問題で顧客に詰められていることを思うと、今回は問題を片手に詰めてくる顧客すらいねーと言うのが率直な感想なわけです。責任者誰だよ。運用ぶん投げて終わりとかマジありえないから。運用を委託された側も厳しく見られるべきだけど、運用を委託している側にも重大な問題があるんだよね。設計が良かったか悪かったかってのは次の話(重要ではないとは言わないが優先順位の話としてね)。

ぶっちゃけ、この規模のアプリ(運用規模はデカイがアプリ自体の規模は大したことはない)の運用予算としては過大なお金が動いていると思うんだよね。だからこそこのお粗末な状態はまったくもって信じられないし、これがお役所スタンダードだとしたら僕らのお客さん(銀行とか)がちょっとやらかしたくらいで金融庁から無駄に詰められて無駄なプロセスを作らされて無駄なオーバーヘッドで本当に掛けるべきコストが掛けられない状況に追い込まれることがあるのって、一体何の冗談なのって思っちゃいますよね。