報道見てのコメントで結構誤解があるようなんだけど、みずほ銀行のバッチ処理って、MINORIになってからはオンライン処理(そのオンラインデータを投入するのはバッチ的だけど)になっているんだよなあ。
そこを押さえてないといろんなことが的外れになるから…
みずほに限らずなんですが、いわゆるセンターカットの処理ってのが24365対応も必要になっている昨今の銀行システムだとなかなか難しくなっていますね。処理の平準化も考えると、あまり純バッチ的な処理は増やしたくないのです。
だから、みんながイメージするようなバッチ処理ってのは分析系はさておき、いわゆる勘定系バッチだと
- システム止めるレベルのメンテナンス時のバッチ
- オンラインバッチ処理を流すための元ネタを作るバッチ
- 断面データ等を情報系等に渡すためのデータを作るバッチ(これも実際にはレプリカDBで動かしていることが多い)
くらいに留めておきたいわけです。とはいえ、まだまだホスト勘定系も多いですし、オンラインよりバッチのほうが業務要件的には難しかったりしてなかなか切り出せないとかもありますからね。道半ばな感じはします。