novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

「お、ドラクエ流れとるな」くらいの話にもならないのが口惜しい

ってのが子供の頃からビデオゲームの文化に触れている僕らの世代の感想なんじゃないかと思うんだけど、どうだろうか。

開会式の件ね。

勝手に代弁するなと言われるかもしれんけど、僕らの世代にとっては「ゲーム音楽が使われる」ことなんてそれほど重要な(エポックメイキングな)ことではないと思うんだよ。だって、テレビ番組の中にも溢れてるじゃん。長年ね。それを言ったらジャズとか吹奏楽とか、あまりメインストリームとも言い難い音楽が番組で使われてニヤッとする、と同レベルでゲーム音楽は今まで使われてきたと思うんだよなあ。
だから、「オリンピックもようやく普通になったか」としか思わないし、名誉であるとも不名誉であるとも思わない。使われ方が雑?これゲーム音楽じゃない他の音楽で構成されててもそんな感じになるよね。とはいえ僕が少しは感慨深く感じたのは、ようやく「ありふれたもの(そこに普通に存在してても良いもの)として認められたのか」という思いが多少はあったからしれない。これはど真ん中のアニソンが紅白に出てきたか、位の話だ。別に国としての云々ではない。

ところが、世間の反応ときたらどうだ。まあ、演出をした側はそういう反応のほうが期待通りなのかもしれないけど、評価する側もしない側も、過剰な反応が散見される(一方で、気にしてない意見も多いようにみえるけどね)。ゲーム音楽流したくらいでオリンピック肯定になってネット民ちょろいみたいな揶揄をしているのは意味わからん。重要じゃないって書いたけど、少なくともそう思われる程度には重要だったかもしれないね。でもやっぱり取り立てて騒ぐことでもないし、開会式の演出を見た(評価した)くらいでこのコロナ禍でのオリンピックそのものを肯定的に見直す?そんなわけはない。まあはじまっちゃった以上選手には頑張れと言いたいけど、それと開催を強行した事自体を許すかどうかは別問題だけどな。

僕としてはそれよりも、開会式の中継を見ててNHKがゆく年くる年ばりのナレーションを当ててたことが気になってしょうがなかった。xxは何を表現しているそうです、とか、そういうのって後で振り返るものであって、その場で解説されると興ざめだよね。ゆく年くる年はあとで振り返るものではないので良いんだけど。