novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

暴走するカルト、ひっそり根を張るカルト

オウムのときだって、文化人はオウムをもてはやしたものだけど、まああんなのは怪しげなサブカルの延長線上であるのとバブル前後の社会の残滓みたいなものが合わさっただけであり、ようは遊んでたら遊び相手が急に爆弾投げつけてきたみたいなもので事故だったって思っている人は多いんじゃないかな。そういうふうに人の本質を見抜くことは難しいって話ではあるけど、それはそれとして、ああいったふざけてるように見せている部分も含めてやってる本人たちは至って真面目かつ危険、ってのに軽々しく関わってはならないという教訓はもう遠い過去に追いやられてしまっているようには見える。

一方で、別に社会そのものをぶっ壊すでもなく、哀れな犠牲者を取り込んで社会を徐々に蝕んでいく、でも社会がある程度健全じゃないと犠牲者の候補がいなくなっちゃうから革命はしないし暴発もしない、寄生虫みたいなカルトもいるわけだよね。それをよしとするかどうかはそれこそ政治家の魂の問題な気がしなくもないけど、票と引き換えに売るものだったんだね政治家の魂は、ってのが現状の認識だし、それでいいんだっけ?ってのは一人ひとりに問うべき重要な問題だと思うんだけどね。いわゆる文化人の人たちがこのカルトバッシングに対して色々文句つけるのはなんか気持ち悪いよ。まあ急に話がそればかりになってしまっているというのはたしかにちょっとね、と思うけどさ、明らかになった問題(これも白々しい感じはするけどさ)はちゃんと追求すべきだよ。

たださ、さっき述べた通り、この問題はカルト側の問題(これはこれで独立してちゃんと問題である)よりも、「お前、魂売ったの?」ってほうが社会にとっては重大な問題なんだよ。統一教会を潰せだ信教の自由だなんて話はそれに比べれば1段下の話だよ(重要でないという意味ではない)。とにかく、政教分離のことも含めて、政治家が宗教に魂を売ったのであればそれは政治家としてはおしまいですよ。別にね、ガチで信者です。それ以上でもそれ以下でもないです、というのはよいのよ(それこそ信教の自由だから)。でも、信者でもなんでもないのに票のために便宜を図ったり、看板を売ったりすることはダメだろ。だから、まずは政治家個人個人がこの問題に対してどういう関わりがあるのか、についてはきっちりやらないとだめですよ。