novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

江戸しぐさ的な嘘と教訓的童話の違いについて

良い子にしてないとサンタさんが来ませんよ(そりゃそうだ

嘘でも効果があれば良いじゃない、というのはよく言われることですよね。イイハナシの話とか。でも、真実がわかった時に「病気のこどもはいなかったんだ!良かった!」と思える人間はあまりいないんですよね。騙されたって思うじゃないですか。

なんて言うとさ、「バチが当たりますよ」ってのも大概嘘なんですけどね、メタというかマクロというか、スゴイ大きな目線から見ると実際にはバチが当たっていることも多かったりします(それがわかるのは取り返しがつかないことになってからですが)。

でもね、童話とかの教訓ってのは嘘なんじゃなくて、現実の射影なんですよ。こういうことをしたらこうなる可能性があるから注意しようね、というのを表しているだけであって。

何々をすべきなんてのはいくらでもきれいな理由がつけられるのであるから、わざわざ「昔はこうでした」なんて嘘をつく必要がありません。じゃあなんで嘘をつくのかってあたりをよく考えてみなければならないですね。

典型的な話は水伝ですよね。水にありえない力を付与するお伽話。これを信じてしまうと、糞高いただの水である波動水なんてのを購入する下地がハイ出来上がりです。ありえないことにもっともらしい根拠をつけて広めようとすることの目的なんて大概ろくなもんじゃありません。それに乗っかるバカがいるのは仕方がないですけど、バカだからと言って放っておくのもいいことじゃありませんね。バカにバカと言っても怒られるだけなので広めようとする輩をぶっ叩かないといけないんですよ。まあ直接叩くんじゃなくて「これを信じるのはバカ」という認識が広まればいいだけですけどね。

そんなわけで、「バカ発見器としての」江戸しぐさを応援しています。