novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

はてならしく、極めてはてならしく

はてならしさということで、言及されたらアンサーしなくてはなりませぬ。これが古参はてなーのやり方っ…

というわけで、シロクマ先生のはてなーメッタ斬り記事への掲載ありがとうございました。こそばゆいですねやっぱり。

【12】NOV1975さん - シロクマの更地

一読して感じたこと。いろんな人がいたよね。みんなどうしているのかな。同じ時期に同じような世界を共有していたという意味で、まさしく同期生的な何かなのであります。

なにより、2006~2008年頃の私、およびNOV1975さんは、まさに「はてな村のブロガー」的な何かだったと思う。ネット上の出来事・コミュニケーション・娑婆世界について高頻度にブログを書く――少しハイな状態のはてなダイアラーにありがちなスタイルだったと思う。今にして思うと、あれは一体なんだったんだろう?

【12】NOV1975さん - シロクマの更地

僕はインターネットで(もっというとパソコン通信で)何事かを発信することについては古参といっていい(とはいえ、その当時から成年だった人に比べたら当然歴だけでは比較できない差はありますけれども)人間ですから、ネット黎明期の発信の大変さ、情報収集の大変さ、コミュニケーションのリアルさ(そう、当時はネットつながりのリアル含有率ははるかに高かった)についてはよくわかっています。
大学のサークルのページから始まって、今はなき某ゲームのページ(プロバイダーごと消滅しました)を経て、はてなに辿り着いた時に、自分がこれほどまでに文章を書くことになるとは思っていなかったのです。はてなで最初に作ったアカウントは某ネトゲ日記でも書こうと思ったからなんですが、それも程なくしてやめてしまい、放置してあったアカウントが再利用されたのが「novtan別館」です。

ついでなのでネタばらしをしましょう。なぜ別館か。

僕のネットで文章を書く行為が復活するに至ったきっかけは、mixi日記です。ホームページ更新するのに比べて簡単に書けるので毎日書いてた。無論、あれは特定少数に向けて書くものですから、題材は限られます。そこで本のレビューとか書いてて「あれ、なんか勿体無くね?」と思ったのが、はてなを始めた理由です。アカウントがそこにあった。簡単だった。

でも、ブロガーとしての僕を形作ったのはやっぱりはてブなんですよね。最初はソーシャルブックマークってなんだかわからず、「ああ、会社と家でブックマーク共有できるんだー便利ー」とか思っていましたよ。

結局、書きたいという衝動はずっとあった。書くことのハードルの高さがそれを押しとどめていたのに、ハードルが急に低くなった。そりゃ水が低きに流れるかのようにブログが更新されていくのは当たり前です。そして、匿名のコミュニティーがここまで匿名のままで(2ちゃんみたいなのとは違うのであえて言いかえると顕名ですが)成り立っていることに感動を覚えたものです。
僕が匿名論に固執している理由はその点では鮮明ではあります。別館なのにmixiから切り離した以上、それは匿名でなければならないのです。

当時、ブログを書き、それにトラバやブックマークがついていくことが本当に面白かったんだと思うんですよね。

僕が当時も今も変わらずはてブがつくことを切望しているのは、ひとえに「反応が見たい」からに尽きます。でもそれは、ただただ大量のアクセスが欲しいというのとイコールではありません。さとりブロガー足らんとしているのは、単なるネタでアクセス集めて得られるもの=金が目的ではないからなのでしょう。はてブで寄せられるコメントはたとえそれがネガティブなものであっても貴重な宝物であり、ついついマジレスしてしまったりもします。

いやらしい言い方をすると、自分の書いたことに対する反応をメタに見れるようになると悟りの階梯を一段上がったことになるんじゃないかなと思いつつ、今日も息をはくようにブログを書くのです。

はてな村人として、というとどうもアレっぽくなりますが、はてなが元来目指していた「つながり」を原体験として持つブロガーとしては、今話題のブログとかそれに対するブログ論とかは非常に興味深く、たまには昔のスタイルで噛み付いてみようかなという衝動をいつ形にしようかと手ぐすね引いている日々であります(といって結局やらないのというブログ加齢臭がほのかに漂う今日このごろ)。