novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

人生を切り売りするってのは周囲の人を切り売りしていることに等しい

他人の人生を覗くことは面白い。自分の経験できないことを経験していたり、自分では考えつかないことを考えていたり。かつては偉人であるとか、特別に露出のある人(主に芸能人・犯罪者)の人生を覗き見することしか出来なかったけれども、ウェブによって普通の人達の普通の人生が見えるようになっちゃった。

人生がコンテンツであるなら、それを切り売りして人気を求める人も出てくるよねやっぱり。

というわけで、観客として生暖かく見守っていることが多いんだけど。

でもなんか知らないけどそういう人たちって、某師をはじめとして感じることだけど、自分に近しい人が自分に近しい人と思われることに無頓着なんだよな。変な言い回しになっちゃったけど。

あんまりこういう界隈にいる人達に会いたくないなって思うのはそういうところもあって、会うとなんだか「隣人」になってしまう気がするんだよね。オフレコ感がないというか。

例えば所属が割れている人がさ、「最近面白かった同僚の行動」みたいなのを書いちゃうわけじゃん。いやそれ誰のことだかバレバレですからみたいになるじゃん。

だから人生切り売り芸の人が周りの人たちに大きな影響のあるようなネタを書き始めるとイライラする。お前がお前の人生を切り売りするだけなら良いんだがそれは他人の人生の一部だ。みたいなね。

もっとも、日本の伝統的な売文業においては他人の人生を切り売りすることがよく行われていたわけで、伝統芸能とも言える。ただ、歴史に残る芸術としてではなく、ネットの片隅でゴミのように漂着してしまうような売られ方は売られる相手が可哀想だ。