novtanの日常

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インターネットの自由って変質したの?

インターネットの自由と世間様 - シロクマの屑籠

誰にも文句を言われることがない自由は失われ、誰からも文句を言われる可能性を踏まえた自由がやってきた。

インターネットネイティブじゃない世代(つまり僕やシロクマ先生)にとって、黎明期のインターネットは闇だし今のインターネットは晒し台になっているのは確かなんだろうけど、闇ってのはすなわち文句を言われることがない世界じゃなくて一線超えたら文句より恐ろしい何かで存在が脅かされる世界だったんじゃないかなーって思ったりして、だから世間に対して自由なことを言うというよりは暗闇に紛れて黒いものを撒き散らしていただけだったようにも思える。
だから、Google先生が「光あれ」と言った瞬間に世界は影(すなわち闇)を失ったんだよね。

「無責任」というのは無頓着の裏返しで、すこしばかり慎重な人は無責任が引き起こす結果が自身を深い闇に突き落とさないための策を講じて初めて無責任な行動を起こしていたりもしたと思う。そこにあったのは自由そのものではなくて、単に「今より逃げ切ることが簡単」という現実があっただけ。人が少ないということでそこに対して甘さを持っていた人の大半は限界を感じ去っていったか、闇に飲まれたかのどちらかだろうね。

言うなれば、かつては全てに設定される時限爆弾のタイマーが年単位だったのに今やそれは秒単位だってだけで、変わったのは質ではなく電波のスピードだよな。

インタネットネイティブ世代がかつての我々から見て大変低レベルなことをやっているように見えてしまうのはこれも単に量の問題であり、かつてはインターネットを触る資格もないような人が気軽に触れる結果にすぎないし、大半の(とは言えない気もするが)まともな利用者たちは慎重さをもって接しているとも思う。少なくとも、厳しかった頃のmixiと今のFacebookの違いは認識している。ただ、以前に比べたら参入が簡単になってしまったことで入口の時点でもうダメってパターンが増えているようにも思えるし、そのへんは気の毒。