novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

世の中の価値観にケチを付けるならそれなりの対応は必要だよねー

システム屋ってのはさ、ソリューション屋なわけですよ。ソリューションってのは問題解決なわけで、一番の問題というのは現実の壁をどうやって乗り越えるかだけど、その壁は実は迂回可能な場合に本当に壁を乗り越えなければならないかを考えるのも問題解決屋の考えるべきことなんだよね。
んで、

先日ブログを書いたら大いに炎上した。いろんな方がいろんなブログを書かれていたようだ。しかし、私は一切読んでいない。なぜならそこに関心がないからだ。ウォータフォール vs アジャイルの比較は私の関心ではなく、私の関心は「どうやったらソフトウェアに関する新しい考えや技術が、日本でも早く導入されるようになるか」だからだ。人生は短い。自分の時間配分は自分で決めているので

「自分で人生を決めない」ことが、決定的に業界の進化を遅らせているのかもしれない - メソッド屋のブログ

ってのは別に個人の自由なんでどうぞって思うけれども、少なくとも他所様の価値観にケチつけることを自分で選択したことによって起きた事象に全く無関心ってのはいかがなものかと思う。なぜそう思うかって言うと、結局この人も問題解決屋であって、そのための最適な手段と思っていることを広めようとしているはずなのにそれに反する行為をしたように見えるからだ。つまり、この人は問題解決屋であるはずにも関わらず、問題解決ではなく手段にしか関心がないということを述べているわけで、しかも日本がダメなのはお前らのせいと言っているわけだ。そうじゃないでしょ。どうすればその手段が現実に適用できるかを考えるのもエバンジェリストの仕事なんでしょ。ただやればいい、お前らがやるんだ、やれっていうのは人を動かす能力の有る人の言葉ではないし、少なくとも僕はこの人と仕事の場面で出くわすことになったら趣味で手段を押し付けようとしていないかどうか身構えることは確定した。

で、最後に締めもちょっと腹立つんだよね。

牛尾: はい。「やりたくない」というのは立派な理由です。

さんざんさ、エンジニアじゃなくてマネージャーが権限持っているせいで云々とか言っていて、でもあそこでアジャイルの導入はーとか言っているのはどちらかというとやりたいけどできないジレンマを抱えているエンジニアでしょ。そいつらに向かってそういうこと言うわけ?そういう人にマインドセット云々って言われても空虚に響くよね。