novtanの日常

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面白い仕事ってなんだろう

anond.hatelabo.jp

なんというか、どんな仕事も黎明期って楽しいが先に立つんだよな、というのがこの記事の印象の全てかな。
「驚き屋」の話に特に追記でだいぶこだわってる気がするけど、そういう話でもないんじゃないかなあ。老害の話もちょっと脈絡がない。

ただ、ここで言いたいであろう、ことはなんとなくはわかる。一方で、ITっていう仕事に絞って言うと、楽天だってずっと色々言われてたじゃないって話ではある。
もはや、ITの仕事ってのは大半がここで言われている面白い仕事ではない。これは単に割合の話であり、実際には常にフロンティアで面白いことをやっている人が居て、その人達はどんどん入れ替わっている、というのは増田の言う通りかな。
でも、ぶっちゃけITの仕事の真骨頂ってフロンティアの開拓ではないと思うんだよね。アプリケーションなんだよ。アプリケーションってのは言ってみれば合目的性の権化なわけで、プログラミングの面白さ的なのは初学者にしかなくてそこから先は作業に近いわけよ。でも、実際のユースケースを想定し、それが使われるようになった世界を想像し、サービスを組み上げていく仕事って結構面白くない?そうでもない?まあそういう人もいるよね。顧客の問題解決に取り組むのも面白いわけよ。こういうのは趣味嗜好の話に近いので、何が優れているとか何が劣っているとかではない。
僕ら老害が新しいものに時として過剰なまでに否定的な反応をするのは、それがどう考えても顧客に価値をもたらさない、詐欺に近いものであることを確信している場合が大半だよ(個人的にはここ数年だと貧テック系サービスについての批判はだいぶしたつもりだ)。そうじゃないものに対しても懐疑的になることはまあ老害ムーブ的な面は否めないかもしれない。ここをアップデートできている人もいれば、着地に入るから無視している人もいるよね。一概に年代で何かが決まることでもないけど、過去に積み上げた知識と経験というのは若者が想像しているよりも役には立つのだ。
まあとにかく、個人的にはどんなに面白そうなことを言っていても詐欺に近ければ叩き潰すし、そうじゃなければまあいいかなって思うんだ。