novtanの日常

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電話を受けるスキルの話

こういう話を見ると毎回何とも言えない気分になる。

togetter.com

僕と話したことがある人は多分信じられないんじゃないかと思うけど、僕はあまり人と話すことが得意ではない。少なくとも、そう思っていた。ましてや見知らぬ人と話すなんて信じられないと。

これは以前も書いたことがあるけれども、結局のところ、話をする、というのはスキルでしかなく、スキルはトレーニングである程度身につけることができる。社会人になる前は会社で電話を取る自分も、お店で気軽に店員と話す自分も、全く想像できなかった。

なので、こういう話の何が僕の気分を刺激するかというと、「そんなの嫌がってたらもったいないよ」ということでしかないんだよね。

電話自体が非効率、というのは場合によってはあるかもしれないけど、ビジネスプロトコルとしてもそうだし、いろんな確認という意味でもそうだし、全てをメールやチャットで終わらせるというのはある程度関係性が確立されてないと「リスクが高い」行為だと思っているしね。

電話を受けるスキルなんて大したものじゃない。多少定形から外れていても怒り出す客(客とも限らんし)なんてそう滅多にはいない。向こうもビジネスプロトコルとして電話をかけているんだから。

嫌がる気持ちなんて場数を踏むだけで解消されることがほとんどだ。もっとも、しょっちゅうクレームの電話が来るような会社だったら別だろうけど、そうじゃなければ場数は正のフィードバックを単純にもたらしてくれる。あ、この程度でいいんだ、というね。

それは、僕にとってはウィンドウショッピング中に店員が話しかけてくるという事象にも適用できた。あ、この程度の応対でいいんだってね。これは社会人になって向こうもビジネスだ、ということを認識したから、というのも大きい。別に人間関係求めてるわけじゃないんだからね。

そういう割り切りができるようになったら、交渉とコミュニケーションというスキルが大幅にアップしているわけだ。

僕は未だに見知らぬ人とは話したくないし、コミュニケーションが得意中の得意とは言い難い。でも、社会人になって身につけたコミュニケーションスキルというのはものすごく大きいし、「苦手だから」で諦めてしまうのはとてももったいないんじゃないかなって思うんだよね。