novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

君はウインピーハンバーガーを知っているか

このエントリを読んで思い出した話。
ドムドム? それは伝説のハンバーガーチェーン店。 - Milkのメモ帳

日本で有名なハンバーガー店(ファストフードとして)といえばもちろんマクドナルドを筆頭としているとは思います。僕が子供の頃、家の周辺にはマクドナルドがなく、中央線沿線に用事があって出かけたときの「ごちそう」イメージなお店だったんですよね。

ところで、日本のハンバーガーチェーンで東京で見かけるもの(あるいは見かけたもの)。どのくらい知っていますか?

  • マクドナルド
  • ロッテリア
  • モスバーガー
  • フレッシュネスバーガー
  • ウェンディーズ
  • ドムドム
  • 森永ラブ
  • バーガーキング
  • Becker's
  • ファーストキッチン

こんなものかな?
この中ではフレッシュネスは新参…と言ってももはやかなり長いけどね。森永ラブはかつてはかなり店舗数あったけど色々あってバーガーキングに転換した挙句バーガーキングが撤退した結果として跡形もなく消え去った。ドムドムもかつてはかなりの勢力を誇ったけど今や見る影もないし、ウェンディーズは一回日本から消えたけど再進出してまあまあ上手くやっているようにも見える。ファーストキッチンはハンバーガー屋ってイメージが何故か無いけどそれなりに勢力を誇っている(いい場所にあるよね)。ベッカーズは完全にJRに依存した独自路線だし。

ところで、僕の子供の頃済んでいた町には、まだマックとモスが町にあふれる前(なお、ロッテリアは繁華街にしかないので町には溢れないという存在として認知)に、マイナーなハンバーガー屋が存在した。それがウィンピーハンバーガーというそのお店は、僕達がハンバーガーを食べる、となるともう必ずそこ、という存在感のものだったんだよね。何しろマックは中央線(ry

このお店は元々イギリスのチェーン店(というだけでなんか嫌な予感がしますね)なんですよ。はて、もはや味は記憶の彼方に行ってしまった。ただ、わりと長い期間行っていた記憶はあります。家と駅の反対側なんでそれほど多くはないけど、家族で付き合っている友達がそっち方面に済んでいたからちょいちょい立ち寄ったのかな。
それもまあ、近所にモスができるまでの命だったわけですが。そう言えば、この町にはいつからかドムドムも出来ていたような記憶がある。今は松屋のところだろうか(この話総合すると完全に特定可能な町ですが答えは西武池袋線中村橋ですね)。

とにかく、味の記憶はまったくないのですが、これもまた一つの文化として記録をしておきたいと思い書いてみました。情報量少なすぎますけどね。

素直な気持ちと差別の紙一重

はてなブックマーク - 熊谷市長による男性保育士に関する議論。保護者の男性保育士を自分の娘に担当させるなと言う要求は正当なのか? - Togetterまとめ

ここで「気持ちの問題」と言っている人とは理性的な会話は出来ないんじゃないかと思ってしまう。

もちろん、この問題は「ちょっと抵抗あるよね」な話である一方で、僕らはその感情を遠ざけるのが差別を解消する唯一の手段と知っているはずなんだよね。だから、正論であることを認めながら、気持ちの問題がそれを肯定しきれない、という人はともかく、「そうじゃねえんだよ気持ちの問題なんだよ」って言っている人は、社会的あるいは倫理的に選択をしなければならない局面で感情に左右される選択を是とするということと理解してしまう。

一方で、これは単純な差別の問題でもないんだよね。確かにここで行われているのはある種の差別であることは間違いないし、差別的な発言も散見される。ただ、これが差別をしたいと思っている内心から来ているかというと全くそうではない。というか、カジュアルな差別のうちの半分くらいは「安心したい」だけであり(もっともその安心にはほぼ根拠がないのだが)、残りの半分の殆どは理解=同化という勘違いにあるだけなんだと思っている(これは飲み屋のおっさんの話のときにした気がする)。だからこの話を「差別主義者」という問題に落とし込んでしまうと全く話は解決しない。

安心したい、に対してもっとも低コストな対応方法は「理解可能」なものを提示することだ。つまり、保育なら母親と似通っているもの、隣人なら自分に似通っているもの、店員なら…。男性保育士が不利な点は、世の大半の父親が母親と当価値の役割を果たしえていないという事実にあるのかもしれないけどね。もちろん、この安心はニセの安心である。女性保育士が独身未婚女性であることも多い(というかかなりの割合がそうだろう)わけで、むしろ保育士という専門職である点に安心すべきであるし、保育園の体制(例えば、ひとりで仕事しない)に置くほうがよっぽど合理的なんだよね。そこで合理的な基準ではなく、感情的に「女性だから安心」と短絡できるのはまあなんだかあれで。

裸を触る云々の部分は特にこの問題の難しい部分を象徴していて、大きな話として完全にこの問題から人類が開放されることはないんだろうなあと思ってはいるけど、この件だけに絞ると単純な話、「男性保育士がたくさんいる」世の中になれば勝手に解消するんだろう。

某絵本作家のアレについて

すごい単純な話として、「世界がこうなのってアホじゃん。こうなってた方がいいじゃん。実際こうできるじゃん」って話をするときに「だから今の人間みんなクソ」といった瞬間「あーはいそうですね」ってなって終了するじゃないですか。

今まで誰かがたくさんお金と時間をかけて作り上げてきた何かがあって、それを後発の人が搾取的に利用することで世界を変える何かが実現するパターンね。これは実際には世界を変えれてなくて、積み上げてきた貯金がなくなったらオシマイなんですよね。テレビとインターネットがその最たるものでね。

フリーミアム的なモデルだって、上手くペイできているところもあればそうでないところもある。無条件で儲かるわけではないのはコンテンツの質の問題だけではなく、維持費の問題だってあるんだよね。単発の商品一個当てただけで世界を変えられる気分になるのではどうしようもない。

あれが、全く意図通りの炎上商法だったとしたらそれは大したものだと思うけど、同時にただでさえ短い寿命を減らして一瞬にかけただけになりそうだし、それであの程度であればもう限界だよね、と思う。

今回のこれ、誰か制作費とマーケティング費用の試算とかしてないものかね。こっちは全くわからないので僕は試算しようがないんだけど、事業としての継続性とかそういう評価が全くされてない中で何万部売れました!勝利!とか言われてもしっくり来ないし、勝利し続けるためにどのくらいのペースでどのくらい稼げたらいいのかまでわかんないと話にならないよね。