novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

コンビニで水を買おうとしたらお金の概念がゲシュタルト崩壊した

暑いですね。水分補給が大事ですね。水を買いましょう。

某天然水。500mlで税込み108円。うん。でも暑いしもうちょっと大きいの売ってないかなー。あ、あった、1000mlでえーと、173円。そうだよね。単純に倍になるわけではないのだ。

さて、これを買おうかなああああれ?2Lのがあるねそっちにしようかな。値段は?値段…えーと…税込み…100…円…だと…??

別のコンビニでも確認した。


あああああ。

「CASHはどうなったのか」というエントリーを書こうとした日、CASHがリスタートした

タイミングのよろしいことで…

cash.jp

アプリをダウンロードしてみたんだけど、とても重要なポイント(なんでちゃんと書いてないのかわからん)のが、以前はあくまで質屋まがいで買い戻しの手数料が超絶暴利だったんだけど、リニューアル後は完全に買い取りアプリになっちゃったってことね。

つまり。

査定が雑な買取屋

です。

とはいえ、全部買い取りになったので査定のときの写真と現物が違ったら金返せ、だろうしね。

FAQの重要なポイントは以下。

Q
アイテムを送った後に、査定金額が変更になることはありますか?
A
変更になることはございませんが、査定内容と大幅に異なるアイテムをご送付された場合は、運営からご連絡させて頂いたり、ユーザー評価に影響が出る場合がございます。

これ、運営側がかなりのリスクを取りまーすってことだよね。ってことは、査定金額はリスクヘッジされた金額にならざるを得ないのではないかと思います。だからこれが運営として成り立つためには一定量の「物の価値がわからないバカ」か「貢物貰ったけど換金めんどくさーい」って人がいるという前提で成り立っているよね。

ところで、何か思い出しませんか。

同じ四文字のあれ。

これ。

どこかに「意外と不正してくるユーザーはいなかった」ってコメントが有ったけどさ、そりゃ1日も持たなかったからそんな隙がなかったってことで、これもまた相当「ユーザーの悪意に対して脆弱」なシステムっぽいよね。もっとも、前のようにちゃんと使おうと思った(金を返そうと思った)ユーザーからぼったくる仕組みよりは断然マシ。運営が死ぬだけだから。

まあ単なる買い取りアプリにイノベーションはあんまりないよね。査定金額が世間の相場とどれだけギャップが出るのか、みんなの報告待ちですなw

正しさへのリソース投下と酸っぱい葡萄

この何十年間か、日本は(もちろん、一部を除く世界も、だが)「正しさ」にかなりのリソースを投下してきたよね。
世界が思いっきり成長していた時代にはリソースは潤沢で、正しさのために尽きることはなかった。あるいは、まだ正しさのレベルが低かったのかも。だけれども、長い不況の中、正しさを維持するためのリソースは減る一方で、正しさの要求レベルはうなぎのぼりだ。思想の問題を抜きにしたって、CO2だとか、生物多様性とか、あるいは遺跡が見つかっちゃったとか、そういう話だって昔に比べたら大変なリソースを費やしているよね。だから、欧州のディーゼルエンジンごまかし話は衝撃的なわけでさ。アップルだって工場にどういう仕打ちをしていたか、という話でもある。日本企業の競争力のなさは悪辣性の欠如の結果といえる部分がいくらかはあるだろう(それが主要因ではないともうけどね)。

「正しさのために費やしている金を俺らの生活のためによこせ」というような思想は、あながちおかしなものではない。といっても、その正しさのもとでないと「俺ら」は生きていけないかもしれないくらいには、正しさは(主に西洋側の)世界の前提にはなっている。

それはそうなんだけど、最近ちょっと気になるのは、単にリソースが足りない結果として良くないことが起きている社会の問題について、本来やりたかった事自体が間違っている、というような意見が増えてきたんじゃないかってところ。「貧乏だからできなくなりました」という現実から目を背けて、「そんなもの初めからおかしいんだよ」って言ってしまうようなのはなんかちょっと違うなあって思うんだよね。