novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

最近のアニメについてはよくわからないけどギリギリな感じの抱きまくらについて

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まあ色んな意見がありますわな。

アニメ、というか、物語に対しての萌え絵(ここではエロ寄りのイメージ)の役割ってなんだろう、というのは結構この問題を明らかにするための重要な論点じゃないだろうかと思いはしますね。元の記事で言及されている「エロをエロと認めない二枚舌」というのは見た瞬間はなるほど、と思ったのだけど、よく考えたらあまり意味がわからない。物語においてエロが必要なのであればそれがコメディー要素(ラッキースケベ的な意味で)であってもマジなシナリオなものであっても、単にキャラクター要素(巨乳ばかりのホニャララとか)であっても好きに活用すればよいのではないかと思うんですが(なお古典的な娯楽映画の視聴者サービスみたいなエロシーンの存在意義についてもこの手の話の源流と考えているのでそのへんが21世紀になって減ったのかとかそういう話誰かしてないかな)。基本的にアニメだから、ゲームだから、で表現が規制されるのはあくまでそれらが「子供向け」という古い価値観によって作られているので、大人向けのアニメ、ゲーム(すなわちそれはレーティングされている前提があるし、そういう規定によって古い表現様式が守られてきた経緯もあるのでゾーニングは大事だと思ってるし、11PMはこっそり見るものだろ?)の存在を認められない人たちがよろしくないと思うんだよなあ。

逆に言うと、主に子供をターゲットしているアニメについて、商売をする側もそこの意識をきちんとしないといけないのではないかな。もっとも、全年齢向けの抱きまくらを大きいお友達がどういう用途で使うかまでは想定しなくてよろしいかと思う。

んで、もともとの話でいうと、そういう中で、公式のグッズとして、作品自体の文脈を外した形でのエロ寄りグッズを出すということの是非なのではないか、と考えたんだけど、どうなんだろう。まあこれは元記事で注釈的に「物語の敗北」と書かれている部分と似通った話ではある。といっても実際には物語が敗北したわけではなく、製作者(あるいは出資者)の過剰に儲けたい気持ちがダメなんじゃないか(場合によってはこれで採算取ろう的に苦しいパターンだってあるだろうけど)。

なんとなく買う側が試されているようにも思うんだけどな、こういうのは。