novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

残業ゼロで実現できるシステム屋の業務とは

最近はわたくしメガ的な仕事は離れて別のことをやってたりするんですが、同じ金融機関でもやっぱり違っていることはあって、メガ的なところではたとえレアケースであっても実際に起きたら顛末書級の問題のあることが発覚してもそうじゃないところでは「運用でなんとかするんでいいです!」みたいになってたりします。これは別に後者が無理難題を言わないってわけではなくて、単に規模が違うのでメガ的なところでは運用で対処なんてとてもできないってだけの話なんですよね。ミッションクリティカルなシステムにおいて、「定時なんで帰ります」は適用しづらい。

でも、定時で帰れなかったとしても、それはその日単体で捉えている場合の話であって、残業を減らすって意味では他の日に早く帰れればよいわけで、障害発生のときは死んでもすぐになんとかしろ、とおっしゃるお客さんだって普段は「それ明日でいいっすか?」は通用するんですよね。

てことは、残業完全0(毎日定時帰り、休日出勤なし)で実現できる仕事はミッションクリティカルなシステムではありえないわけです。または、作るだけ作って現場に丸投げ(品質低いと家に火をつけられるレベルのやつ)。前者しかやってなければ当然それは顧客にとってもコケても急がない程度でしかなく、重要なシステムではないので安かろう悪かろうなシステムになるだろうし、後者の場合は「弊社は残業ありません!」を他社に転嫁しているだけなのでお客さんは残業ゼロを理解してくれているのではなく、いつでも切れるなこの会社、になっているだけの場合が多いと思うんですよね。

結果として起きることはなにか。社員の給料安い。

もしこの設定で給料高かったらよっぽど開発の生産性が高く品質が良くて標準的な見積もりの半分の工数くらいで開発できちゃっている、という素晴らしい会社ですね。

残業ゼロってコト自体はもちろん良いと思うんだけど、時として人の人生すら左右するものを作っている僕たちとしては一生付き合うことがない会社なんだろうなーとは思ったりします。