novtanの日常

ネタです。ネタなんです。マジレスする人は撲滅すべき敵です。だからネタだってば!

やっぱり胡散臭いサービスをリリースするやつは胡散臭い

ビジネスパートナーを決めるにあたって、胡散臭いという直感をどの程度信じるかっての、欲に目がくらむと基準が変わってしまったりするものではありますけどね。
やっぱり、Fintech企業っぽい人たちとかが銀行とかに自分たちのサービスを売り込んでくるわけじゃないですか。もちろん、銀行なんで与信はしっかりかける(うっかり反社とつながりがある会社と手を結んでしまったりすると取り返しがつかない)んだけど、一見ちゃんとしていても単に社長とか創業者の素行が悪い、というのは与信で見つからないことありますよね。巨額に投資をするような場合はもうちょっと違っていて、行きつけの店でテキーラチャレンジ(単なる例です)しているようなことは事前に発見されるんだろうけど。

だから、ベンチャーだ何だと言っても、楽天(興銀出身)やらマネーフォワード(ソニー → マネックス、シャープ元社長の血縁)みたいにきっちりしたバックグラウンドを持っているところはまあまあ強いわけだし(儲かっているかどうかは別として、信用度がね)。だから、証券プロパー出身とかはちょっとアレ、とかいうことはあるよね。クレカはピンきりだ。商社もピンきりかな。

IT一本槍で立身出世できるチャンスが有ったここ何年かは、そういう意味ではどこの馬の骨ともしれないようなやつが企画だけ立派なの立てて社会のルールや会社とはなにかみたいなのを全く学ばないままってパターンもあるわけじゃないですか。そういうのは僕らも怖くて基本的には触りたくないわけですよ。でも、逃げてるばかりじゃダメなことも多い。そうすると、何がしかを評価しないといけないよね。結局最後は会うしかないんだけど、しゃべっている内容が胡散臭いかどうかってのは実は結構分かる。欲に目がくらまなければ。

Fintechってよく言われるけど、極論するとこの「tech」は利便性を高めましょう、というところに尽きると思っているんですよね。だから、「得をする」「儲かる」みたいなことをことさらに謳っているサービスってのはもうその時点で胡散臭い。まあ、まっとうなサービスも行き着くところ(収益性を持ちたいところ)は金貸しではあるんだけど、給料先払いみたいな手数料掠め取り商売よりもアプリレンディングで少額融資、とかのほうが随分サービスとしてはまっとうなものになるはずなんだよね(しかし、自分のものを先に払ってもらう、という見え方だけのために高い手数料払うのって実は得してないじゃん的なね)。あと、人の褌で相撲を取りすぎているやつとか。これの最たるものが(Fintechじゃないけど)xx wifiみたいなやつね。

人にしたってそうですよ。口では世の中のために~とか言っていてその実自分がどんだけ儲かるかを考えているのが透けて見える人はまあまあ多いし(費用の相談するとすぐわかる)、そういう建前じゃなくて僕らとどうwin-winになろうとしているの?ということを聞きたいわけじゃないですか。んで聞いてみると誰かがLoseしているわけですよ。うん、世の中のためね。

どうにも、破壊的イノベーション的なものは人気が出ることが多いんだけど、それは「無知につけ込んだ搾取」であることが結構多いってこともみんなは知るべきだと思う。それが破壊しようとしているものに実は僕たち自身が結構守られていることがあるんだよ、ということは、問題に直面するまではわからないことが多いんだよね。