前振り→そんな大したもんじゃないのに二郎って最近調子乗ってないっすか？ｗｗｗ - novtanの日常
ここ何ヶ月かで何件かいったラーメン屋のうちの何件かがまあいわゆる二郎インスパイア系ラーメンを出しておりまして、結果的に色々と食べ比べてみたということになるんだけど、正直なところ「よくわからない」という感想しか無いんだよね。
色々といってもそれほど多くの店に行ったわけじゃないから中には美味しい店もあるんだと思うんだけど、どうも「二郎っぽいけどなんか上品（＝物足りない）」とか「二郎っぽいけどなんか少ない」とか「二郎っぽいけどなんか薄い」とか。見た目二郎だけど味は全然違って美味しいぜ！とかを期待していたんだけど、パンチのないスープ（＝化学調味料と油が足りない感じｗ）に野菜ドバっと入れたら薄くてよくわからないラーメンが出来るだろと。
麺もなんだか妙にモチっとツルッとしていて、これはもうちょっと美味しい（二郎的じゃない美味しさ）スープに合わせるべきだろと思ってしまったりとかね。学生の頃、本店で某サカイさんが土曜の夜だけ修行でお店やらせてもらってたんだけど、茹で足りないか、茹で過ぎて千切れそうになった麺が多くて「アレ？おやじ適当にやってたんじゃなかったのかよｗｗｗ」と思ったことがあるけど、そういう危うさとは無縁そうな良い麺って二郎的なものと合わないのかもしれん。
まあ、二郎っていっても堀切二郎→らーめん大なんてのはどうも違ったテイストだったりするわけだし、正しい二郎ってのが何なのかってのは人によっても違う話だと思うんだけど、二郎的だけど二郎ではない何かを二郎のフォーマットで作ってしまったらそれはもう飛び切り美味しい何かになる資格を構造的に失ってしまっているんじゃないかと思う。
そういう方向じゃなくて、もっと二郎を突き詰めていく方向であれば、もしかしたら二郎より二郎な二郎ができるかも知れないけどｗ
