互助会問題ってのは単純に言うとノイズの問題でしかない。さとりブロガーには稼ぎも関係ないし、PVも関係ないし、はてぶ数も関係ないのである。ただ書きたいことを書きたい時に書き、時にブクマされ、時にスターをもらえ、大抵のものは電子の深海に人知れず眠るのみ。かつてトラックバック全盛期において、舌鋒鋭く批判したことから始まるやり取りの渦みたいなものはもはや望むべくもなく、ブログ同士の丁々発止のやり取りもブクマエントリの下に地味に記されるだけにすぎない。
だから私は、はてなブログやはてなダイアリーで興味深い内容を書いているようなところを発見したときは極力ブクマ、あるいはブログで紹介するようにしている。どうか古参の皆様におかれても、ブログというものが好きならば、はてなブログだから酷いとか一絡げにせず、積極的に面白いものを探していただきたい。そして、共有していただきたい、と思うのです。
互助会かどうかはともかく、私は面白いブログを読み続けたい、というお話 - 日毎に敵と懶惰に戦う
さて、僕もこの話には賛成である。互助会がせいぜい50ブクマのブースト効果しかないというのを大きく捉えるか小さく捉えるかなんて実際に面白いエントリがそこにあるかどうかに比べたら些細な話でしかない。
ただ一つだけ言っておくと、僕にとっての互助会効果ってのは「どんなにブクマがついても、あ、あそこかで見に行かなくなる効果」でしかないってことね。仮にそうだったとしても、信頼の置ける(お気に入りに入っている)ブクマカーの人が好意的なコメントをつけていた場合は見に行くけどね。
3年前のエントリが急に100ブクマ行くみたいな経験をなんどもしていると、電子の深海に未知の生物を求めに来るウェブダイバーの人たちは楽しそうでなによりと思ったり思わなかったり。