「あるいは全ての犯罪者は水を摂取していた」感。かえって関係ない感じが強調されているという読みもできるけど、一般的にはネガティブと見なされているワードを挿入するということはネガティブな印象を与える目的であるし、オタクというワードがそういう用途で利用されることにはやっぱり怒っていいんだと思う。
もうオタク差別とかいう域を超えてネタなんじゃないかと思うくらいなんですが、いずれにしてもこうやっていつまでたっても引き合いに出されるのは「ステレオタイプのネガティブ化」が続いているということだし、現実のオタクあるいはオタク文化はそこでステレオタイプと見なされているものより遥かに多種多様であるのにただオタクというキーワードを持っていくらでもネガティブに語ることができる、という点でいわれのなき迫害を受けていると言っても良いんじゃないですかね、とあらためて思いました。
こういうアホな報道がなくなることが差別をなくすとかどうとか言うつもりはないけど、こういう報道がなくなることはある種のスタートラインだよね、とは思っている。
あるいは、この手の話をよりフェアに取扱うのであれば犯人の趣味嗜好は食べ物の趣味、好きなスポーツ、その他諸々全て明らかにした上で統計的な処理をすべきだと思うしそれは人権侵害だよねとも思うわけで(そもそも有意差が出たとしても直接は因果関係に繋がんねーしな)。